「がんばってね」は、子どもの無意識にどう伝わるか?

竹井勝之

竹井勝之

テーマ:子育て

我々がどうしても使ってしまう言葉「がんばってね」と「お疲れさま」


「がんばってね」には、応援をするという意味が含まれていることが多いです。
実は、そこは明確に「応援してるね」でよいと思いませんか。
「がんばってね」を受け取る側から見てみると、
「もっとがんばれ」と聞こえてしまう場合もあります。
まだがんばれということなのか。

子どもにすれば、それって実は辛い言葉なのかもしれません。

意識では、応援してくれていると考えても、無意識の反応が「もっとがんばれ」なのかと感じると、
3%の意識では、97%の無意識には勝てません。
問題は、そのことを知っているかどうかです。
笑顔で「応援しているよ」と言い換えるだけで、大丈夫な話ですから。

「お疲れさま」と言う言葉も、疲れているという前提を含みます。

日本語には、省略されて、隠された含まれた前提が存在します。
「疲れているのか」と、脳が合理化することで疲れているところ察します。
肩こりを知ることで、初めて肩こりになっていることを知る。
これ、外国の言葉には「肩こり」に該当する言葉がないんです。
だから、海外では、肩こりという発想そのものがない場合が多いです。

「お元気様」と、損保ジャパンの講師の人が言っておられました。

お元気様で、元気という前提を含ませているわけです。
だから、「頑張ってるね、応援しているよ」と話をするだけで、受け取り方は大きく違います。
ですが、慣れた習慣はすぐに言葉として出てしまいます。
私もできるだけ「お疲れさま」を使わないように意識していますが…
そう、意識の段階なんです。

無意識に落とし込むには少し時間も必要と言うことも知ってほしいです。


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竹井勝之
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竹井勝之(NLPトレーナーアソシエイト)

奈良NLPこころの研究会

NLPを自分の体験を交えて、やさしく楽しく話します。ストレスの原因を解消して、コミュニケーション能力を大きく変化をさせることで、子育てが楽しくなり、営業の能力が上がり、人生そのものを元気に出来ます。

竹井勝之プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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