優位感覚
前提話法とは、無意識に対して前提を含んでいるという話法です。
例えば「あなたの好きな花の名前を教えてください」
あなたは、今どのように考えていますか?
時期にも寄りますけれど、今は桜とチューリップですね。
そして、その陰にはタンポポという可憐な花も。
ナスタチュームも咲くころですよ。
ナスタチュームは、実は食べられる花だとご存知ですか?
飽きにはコスモスですけれど、時期に係わらずコスモスが好きという人も。
私の嫁はヒマワリが好きです。
ここまで、違和感なく読んでもらえましたでしょうか。
実は、あなたが花が好きかどうかという問いが抜け落ちているんです。
人によっては、花粉をイメージして花は嫌いという人もいるかもしれません。
ところが、一般的には花が嫌いで好きな花がないというのは少ないかもしれません。
そして、考えているだけで、もちろん答えを出すことで、
無意識は花が好きだということを受け入れてしまっています。
これが前提話法です。
ここにダブルバインドを加えると、素晴らしい誘導話法になります。
「あなたは、この時期、桜ですか、それともチューリップですか、もしくはタンポポでしょうか?」
どの花が好きですかと聞かれると、普通どれかを選びますよね。
これは、3つの選択があるのでトリプルバインドになるわけです。
ダブルバインドよりも、より選択をしやすい状況になります。
これが、前提話法というものです。
ドラマの中にもNLPが存在します。
『「お疲れさま」という言葉がけを考える』(アメブロ)
焦点化、言葉は言霊という意味から、言葉を選んでみました。
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