同意性
電話で、頭を下げている人を見たことありますよね。
周りの人は、電話なのにという人もいます。
以前の私は、少なくともそう思っていました。
今わかるのは、態度や姿勢が声に映し出されている。
以前、営業電話がかかってきたときに椅子にすんぞりかえっているのが、声に映っていました。
「おい、なにふんぞり返って営業電話してるんだ。」
というと、電話の向こうで「ぎし」と音がして「すみませんでした」と謝罪されました。
申し訳ありませんと言って、電話を切りましたけれど、
後から考えると、彼にすればどうしてだろうと思ったでしょうね。
そして、人は知らない間の前提を入れてしまいます。
そこには脳の一般化という癖が潜んでもいます。
京大卒は、賢い、だから仕事ができる。
実は学校の勉強ができるのと、仕事ができるのはイコールにはなりません。
偉大な実業家の学歴を見ると、関連性はありません。
ところが、それぐらいできるよねという思いが言葉に出てしまいます。
私も営業の仕事をした時に、親が自動車整備業をしているのだから・・・
「竹井はこれぐらいできるよな」と言われました。
期待と受け取っていましたけれど、それはかなりのプレッシャーでした。
人は自分の評価を落としたくない。
評価を落とすことで、自分の居場所を作れないという恐怖を感じますから。
そういう時には、「根拠のない自信」を持つことも大切です。
では明日から営業、恋愛、子育てにおける言葉の話をしてみましょう。
『声のキャリブレーションもできるようになりたい』(アメブロ)
声には感情はもちろん、姿勢も声に乗って伝わります。
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