NLP 基礎講座 ⑤
名古屋の事件について、トランスについて考える時期だと思う。
イラストだけでも、トランスに誘導される場合もあります。
実は、だまし絵もトランスへの窓口です。
ナチスドイツがおこなった方法は閉鎖空間への閉じ込めです。
大人数を閉鎖空間へ押し込むことにより、パーソナルスペースが失われます。
これは、無意識に対してストレスとなり、そのストレスに対応するために無意識が暴走します。
そして、もう一つは周りから浴びせられる声です。
違い言葉を同時に浴びせられると、脳は処理できなくなり暴走します。
方向性として、トランス状態へと脳は逃げ込んでしまうわけです。
コンサート会場などで、周りから音楽と歓声を浴びせられる。
パーソナルスペースのない空間。
今回は追い打ちを変えるように酒類も提供されていました。
アルコールによる脳の判断力の低下。
もうトランスへ逃げるしかないわけです。
そして、トランス状態になっている観客を見る演者は・・・
自分たちに酔ってくれているという大きな勘違いをする。
だから、観客をコントロールしたいという気持ちになり、
「マスクを外せ」と言う危険行為の呼びかけ応じる姿を見て、自己承認、他者承認を得る。
演者自体も、自己催眠状態になっていたかもしれません。
詐欺の開錠でも同じ光景が繰り広げられます。
狭い空間で、大人数で大きな声で呼びかけられる。
軽いトランス状態になったところで追い込みとして「さくら」が声を上げる。
「その商品欲しい」と言うように。
3人以上が手を挙げれば、声を出せば、人は社会性の力で引っ張られる。
人によって、その下がりますが、引っ張られやすい人がトランスに落ちることで
全体のトランス状態の人の率が上がり、冷静でいられる人が減っていく。
トランス状態が解けることで、後悔する人がいるのが詐欺にあったという状態。
イベントに参加した人は、トランスが解けるとコロナ感染の恐怖が次に襲ってくるでしょう。
それでも、トランス状態の気持ち良さが忘れられない人は、
再度トランスに入りたいために参加をしてしまうかもしれません。
トランス誘導は、簡単に出るます。
そして、害のない気持ちの良いトランスへ誘導されるべきです。
ミルトンエリクソン博士がまさにそれを使っておられました。
もう一つ、トランス誘導をしても本人が希望しないことは行いません。
そこには、きちんと本人の意思が残っているからです。
潜在意識の中に何があるかまでは解りませんけれど。
『9月6日の続きです』(アメブロ)
無意識の中にある不安の対処方法