子どもだって合理化しているわけです。でも、その合理化、親から影響受けているかも。
子どもがいつもゲームばかりしていて、注意をしてもやめない。
それどころか、機嫌悪くなって最後は喧嘩になる。
親として、子どものことを思って話をしているのに。
無意識は抵抗できませんが、意識は抵抗します。
無意識と意識の乖離が気分を悪くします。
「無意識はゲームをしたい」と思っているところへ親の言葉。
実は、意識が無意識を守るために反抗しています。
では、どうすれば良いのかと言えば、直接無意識に言葉が届ければよい。
3つの話を組み合わせることで、無意識に届きます。
混乱法やサンドイッチ話法とも言います。
「晩御飯を食べて」「勉強をして」「お風呂の入って」
を、3つまとめて話をしましょう。
すると、真ん中に挟まれた言葉が意識を通ります。
晩御飯を食べて、勉強をしてからお風呂に入るというのが一つの流れととして受け取られます。
晩御飯を食べる時間を聞くことで、ゲームの終わる時間が決まりますね。
「晩御飯を食べる?それとも先に勉強?お風呂は最後で良いかな」
3つの選択を子どもが決める。
子ども自身が決めたことで、親に押し付けられたことではない。
「ゲームはいつ終わるの」は抵抗されても…
「晩御飯いつ食べるの」は抵抗されませんよね。
これがトリプルバインドとも言えます。
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