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杉田昌穂プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

(6)小学校低学年に作文を推敲させるコツ

杉田昌穂

杉田昌穂

テーマ:国語

推敲の第1ステップ

推敲の第1ステップは、相手にわかりやすいかどうかを検討することです。
作文というのは日記ではありませんから、自分以外の人が読むものです。ところが小学校低学年くらいの子供だとその意識がほとんどありません。従って「昨日動物園に行った。楽しかった。」で終わることもあります。なぜなら書いた子供は当事者ですから、これだけの内容でも、誰と行ったのか、家を出る前は何があったのか、交通手段は何か、天気はどうだったのか、どんな動物を見たか・・・あらゆる事を思い出して楽しくなるからです。でもそれでは困りますよね。そこで「一緒に行かなかったお友達にも分かるように書きましょう。」と言うことになります。

私の場合だと「一緒に行ってないから、これではさっぱり分からんぞ。」と言ってから質問を始めます。
「どこの動物園や。」
「分からん。」
青穂塾のある奈良付近であれば、大阪、京都、神戸あたりが想定できますから、
「電車で行ったんか。」
「車や。寝てたから分からん。」
こうなるといろいろな質問をして、
「帰りに、動物園のそばで串カツを食べて帰った。」
という証言を得て、ここで大阪の天王寺動物園であることが分かりました。(ご存じない方に説明しますと、天王寺動物園は通天閣の近くにありまして、そこには串カツ屋さんが多くあります。京都市動物園の近くには全くありません。神戸の王子動物園付近にもなかったと思います。後でお母さんに伺った話では、夜の動物園を見学するイベントがあったそうです。このイベントについては、聞き出せませんでした。)
このように多くの質問をして書くネタを集めてあげますが、万能ではありません。

その後、作文を書き直すよう勧めるか、内容を追加するよう勧めます。順番が多少前後することがあっても、目をつむってあげてください。

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杉田昌穂
専門家

杉田昌穂(教師)

青穂塾(せいすいじゅく)

読み聞かせ、野外体験を重視し、勉強を楽しめる子どもへと育みます。物事に興味を持ち、小さな頃からコツコツ取り組む姿勢を身につけた子どもは、自然と高度な課題にも取り組み、努力を続けるようになります。

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