アウトサイダー(よそ者)だから気づくこと
経営者の仕事は「未来をデザインする(創る)こと」です。
1時間後も、今夜も、明日も、1年後も10年後も、そして現経営者がいなくなった後も・・・すべて未来です。
それぞれのストーリーを考えなくてはいけません。
日頃から企業理念(MVV)をもとに「伸びしろ」を感じる人材を確保・教育し、現チームを将来どのような姿にするべきなのか、そのためにどのような事業の戦略を練るべきなのかなど...
1時間後も10年後も、現経営者がいなくなった後のストーリーデザインをしなくてはいけないのです。
そのストーリーデザインした未来像を、チームみんなで共有して歩いていくのです。
側近や経営陣の人たちだけでなく、チームみんなで理念や信念がちゃんと共有されてないといけません。
スタッフに働いている自社のことをまるで「他人事」と思われないように、日頃のコミュニケーションが必要なのです。
チームに関わる人はみんな「当事者」です。
「背中を見て覚えろ」は昭和の時代のモノづくりでよく言われていたことです。
時代は止まらずにクールに動いています。
「時計が止まっている」企業になってはいけません。
経営者が未来をデザインするためにも、経営の一丁目一番地である「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」などの企業理念を明確にしなくてはいけません。
そうでないと漠然としてデザインなどできないのではないでしょうか。
現在の社会において事業継承の課題も多いのですが、承継をよりスムーズに行われるためにも、日頃から未来の自社の姿をデザインすることが重要です。
カタチだけの表面的な承継よりも、企業の将来像をちゃんと考えた上で行われる承継の方が、企業としてポジティブに前へ進むことができるのではと考えます。
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