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松尾肇浩プロのご紹介
子どもを取り巻く環境が変化しても、気持ちに歩み寄る保育を届けたい(3/3)
保育事業の役目は、誰一人取り残すことなく多種多様な居場所を作っていくこと
コロナ禍においては、子どもたちを取り巻く状況が一変。地域との交流が途切れ、園でのイベントも制限される中、松尾さんは苦慮の末、年長のお泊まり保育を実施しました。
「夜、寝かしつけていると『みんなと一緒にいられてうれしい。園長先生、ありがとう』って園児が言ったんです。私たちの頑張りを理解してくれていたことに感激し、勇気づけられましたね」
少子化が進む昨今、保育業界はいかに園児を獲得するかという競争社会でした。「これからは、共に創造する“共創社会”を目指していきたい。幼稚園や保育園にうまく順応できない園児や、不登校の児童、誰一人取り残すことがないよう、多種多様な居場所を作る役割を担っていきたいと考えています」
松尾さんのもとで運営する「学童くらぶ 寺子屋」には、学校に行けない児童がやって来て、園の子どもたちと遊んだり、おやつの用意を手伝ってくれることもあるそう。また地域の中で安心して楽しく子育てができるように、子育て支援拠点施設「はらっぱ」の利用も呼び掛けます。
「子育ては戸惑いの連続です。どうか、『悩まない』ということを答えにしないでください。悩むことは相手の価値観に寄り添っている証拠です。保育者はみなさんと同じ思いですので、悩みながら共に進んでいきましょう。ぜひ、つらくなる前に私どもを頼ってください。子育てをしている人とつながり、愚痴を言い合って、気持ちを共有していきましょう。私たちはいつでも待っています」
(取材年月:2022年12月)
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