「行かなくていいよ」と言える勇気と覚悟
全国のいじめの件数は過去最多を更新し続けています。
これは何もしていないわけではなく、様々な事案に対する予防策や相談窓口などを設置しているにも関わらずの
現状です。
では
なぜ
、いじめや不登校が増加し続けるのでしょうか?
様々な要因があることを前提として、1つの大きな要因にあるのが、「教師の質・学校の在り方・教育が目指すもの」が
社会の移り変わりに順応していないという事実だと思います。
教師とは勉強を教えるのではなく、人生の先輩として生き方を伝えるものをいう・・・
学校とは子どもたちが集い、知識を得るだけでなく、社会での生き方を学ぶ場所である・・・
教育とは学力ではなく、魅力を引き出すツールである・・・
改めて一人ひとりの良さを生かすため、社会(集団)の中での自分なりの役割を意識するために学校があり、教育があるんだ!
という考え方に戻ることこそ、人と人が協力し合い、助け合い、補い合う、また高め合うのではないでしょうか?
いじめとは強いものが弱いものに対して力を誇示するだけでなく、今の時代は弱いものが集まり、強いものに対してSNSなどを通じて力を誇示する・・・
そのような流れになっているように感じます。 悲しいことです。
子どもたちに対して、伝えたいことは
人と人はいがみ合うのではなく、罵り合うのではなく、否定し合うのではなく、
気付き合い、寄り添い合い、助け合い、支えていくことの大切さ
だと思います。
大人である私たちが、身をもって示すことから社会を変えれるスタートとなる、そう信じて生きていきたいものです。