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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

当たり前が当たり前でない時代

松尾肇浩

松尾肇浩

テーマ:#教育 #保育 #育児 #子育て

当たり前とは、「わかりきった、言うまでもないこと。当然。なんの変わったところもないこと。普通」を意味する言葉ですね。そうなると、今の時代の当たり前は、少し前の当たり前とは異なることを認識していきたいと思います。

夏は扇風機と団扇で過ごすのが当たり前

虫取りは近所の森や公園で取るのが当たり前

お小遣いをもらうと近所の駄菓子屋で買うのが当たり前

日が暮れるまで遊ぶのが当たり前

学校帰りは寄り道するのが当たり前・・・

いろんな当たり前がありましたよね。

でも今の時代はどうでしょう・・・

エアコンをつけるのが当たり前

虫取りは近所にいないのでスーパーで買うのが当たり前

お小遣いは大型スーパーで買うのが当たり前

日が暮れる前に時間までに帰宅するのが当たり前

学校帰りは決められたルートを変えるのが当たり前

時代と共に「

普通

は変わり続けていきます。

教育においても、

覚えるのが当たり前の知識重視から、考え考察することが重視されます。

言われたことをすることから、自ら考えて取り組むことが大切です。

子育てにおいても

〇才までのオムツを外すのが当たり前から、できるだけ子どものペースで自然に移行することが重視されています。

抱っこも答えすぎると甘えるという当たり前から、子どもが求める場合はできる限り対応することで信頼関係が構築されていきます。

今の時代、またこれからの時代に何が当たり前であるべきか、またどんな当たり前が生まれるのか、だれにもわかりません。

だからこそ、どんな状況でも適切に判断し、柔軟に対応することが「生きる力」となります。

生きる力とは、時代の変化に応じて変わり続けることを意味することなのではないでしょうか?

教育、育児、政治、少子化、高齢化、貧困化など様々な問題に直面している私たちに必要な力は、

変化を受け入れ、柔軟に対応する適応力

なんだと感じます。 

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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