子育て・人生における喜びの見つけ方
様々な行為や行動を分類すると、大きく2つに分かれるのではないでしょうか?
いいこと、わるいこと
です。
いいことをすることを親は望みますが、果たしてそれだけでいいのでしょうか?
学びという観点でいえば、一般的には「失敗から学ぶ要素」が大きいといわれています。
失敗=悪いことという紐づけは少々強引かもしれませんんが、人に迷惑をかけたり、心配かけたり、いやなことをしてしまったなどの経験は「大きな反省への第一歩」となります。
でもいいこと=成功から学ぶことがあることも事実です。
いいことをすると、人から褒められます。褒められると、自信がつきます。自信がつくと挑戦する気持ちが高くなります。
そんな相乗効果も期待できますが、注意が1つだけあるんです。
いいことをほめず、
いいことをしたあなたをほめる
ことです
これもよくいわれていることですが、 悪いことは行為を注意し、人格まで否定しないこと。 良いことは行為に目を向けず、人格に焦点を当てること。
人は誰でも「いいこと、わるいこと」のどちらとも持ち合わせています、というより見方次第で「いいこと」になることもあるし、「悪いこと」になることもある! つまり表裏一体、視点による解釈の変化があることを考えて、子どもの姿を見ていきたいですね。
泣いている子も一見、人を困らせる行為かもしれませんが、自分の心情を素直に表現できているというすてきな一面でもあるわけですからね。