当たり前が当たり前でない時代
育児を行う中で、親としていろんな取り組みをしたことを思いだします。
お手伝いをしてもらうとか、自分のことを自分でできるようにするとか、公園にたくさん行くとか・・・
その中で、「あ~よかったな!」と改めて実感することの1つが、「散歩」です。
散歩とは、ただ歩くだけの運動的な行為ではないんです。
外に行くことで・・・5感に適度な刺激を与えることができる最良の行為です。
視覚⇒様々な風景、事象、人を見ることで好奇心が育まれる
聴覚⇒様々なものから生まれる音(車、横断歩道などの人工的な音)や自然な虫や自然の音
嗅覚⇒お店の中で感じるにおい、様々なもののにおい
味覚⇒出かけた先で食べるものを味わうこと
触覚⇒いろんなものに触れ、感じること、寒いとか暑いとか肌で感じること
これらの5感が、散歩では存分に味わえるんです。
感性豊かな子にそだってほしい! そんな願いはもしかするとお散歩の中で磨かれていくのかもしれません。
ふっと、息子と散歩したときの出来事を思い出しました。
「あっ、ごみが落ちている、ごみをちゃんと捨てないとだめだよね。」と言ってごみ箱にいれる
そんな気づく力を今も持っている息子でした。