新しい生活の中で育ち力
最近、「居場所」という言葉を耳にすることが増えてきました。
それは
なぜ
でしょうか?
居場所とは、居る(座る)場所を指し、「自分の存在を確認できる場所」とも定義されています。
ここで重要なことが「自分の存在を確認」という部分ではないでしょうか?
家庭で! 学校で! 地域で! そのそれぞれで「自分らしさ」を発見できれば、居場所があるはずです。
でも最近は、そのどれにも「居場所」(自分の存在を確認できない)を見出せない子どもが増えてきているような気がします。
不登校、引きこもりの増加もその表れです。
では自分の存在を確認できるとは、一体どのようなことなのでしょうか?
そのヒントとなるキーワードがあるとすると、自発的相互関係性だと捉えています。
自分の気持ちを聞いてくれる人がいる・・・
自分を受け入れてくれる人がいる・・・
自分を大切にしてくれる人がいる・・・
自分という存在を出し、それを受け入れて関係性を作ってくれる環境があることこそ、
居場所
になり、安心が育まれ、自然な営みができる! つまり人と繋がることこそ居場所の居場所たる意味ではないでしょうか?
そういう意味では、活きること(自分らしく活き活きといることができる)が認められた場所として・・・
活場所
として家庭、学校、地域が子どもの居場所としてあるべき時代になったのかもしれません。
子どもたちは居場所を求めています!
誰かに話を聞いてほしくて、伝えたくて、わかってほしくて
苦しんでいるかもしれません。
それに寄り添えるのは、家庭であり、学校であり、地域であるべきです。
支えていきましょう! 素敵な居場所となるように!