頑張ること、頑張らないこと、どちらがいいの?
子どもの権利を語る上での4つの主たる権利は、
①生きる権利
②育つ権利
③守られる権利
④参加する権利
です。今回は「参加する権利」について考えてみましょう。
現在の教育の方法として「教授法」があります。
簡単にいうと「先生が生徒に教える」というものです。
しかし乳幼児教育では、近年子どもの権利に対する意識が高まり、
一方的で画一的な方法にも変化が見られます。
その1つが、
参加する権利
の中にある
意見の表明です。
「自分はこう感じる」「自分には別の意見がある」
「こんなことに興味があるから、こんな方法で取り組んでみたい」など、取り組み方や学び方にも様々な方法を尊重すべきだというものです。 それが初等教育では、「アクティブラーニング」という主体的な学びとして重要視されています。
私もそうでしたが、「学ばせられてる」「勉強させられている」と感じると、学びはほとんどありませんでした。受け身だったので!
でも先生がもし、星座を学ぶ時によくわからないという子がいた時、「じゃあ、昔の人も夜空を見て何かに見えるぞ」と想像性を広げたんだよ。 そうだ! 見てみたい人は夜空を見ながら考えてみよう!
そんな学びの多様性があると、どうでしょう?
子どもたちが受け取りやすい方法で! また「こうしたい」「あれなら」という子どもの思いや考えから、生み出した教え方で教育が成り立つのであれば、一人ひとりの子どもたちは自分なりの最適な答えを最良の方法で考えることができるのではないでしょうか?
教育には、そもそも子どもが参加【参画】する権利があってこそ、相互的な学びが生まれます。 これからの教育を考え続けていくことこそ、乳幼児教育を深めていくことだと信じています。 みんなで考えていきましょう。