教育 ~子どもの可能性を引き出す~
皆さんは、どなたも「早期教育」という言葉を聞いたことがあると思います。
様々な捉え方があるので、ネットのほうで検索すると、
「未就学0~6歳の子どもに対して知的能力や音楽、美術などの教育を行い、教育効果を高めようとする取り組みを言います。
内容としては、文字の読み書き、計算、英語など、のちの教科に繋がる特定分野を伸ばす取組が行われることが多い」とあります。
別にこの効果を否定するつもりはありませんが、やり方を間違えると、初等教育との弊害を及ぼす可能性があることをご理解していただきたいと思います。
例えば文字の読み書きですが、年中・年長までにある程度書けるように! また掛け算や足し算などを早めに取り組むと、子どもたちは能動的な学習者なので、ちゃんと身に付けていきます。
しかし!です。 小学校へ入学し、初めから「あ行」を練習しましょう!という授業であれば、「僕はできるもん、知ってるから物足りない」など、学びの接続がうまくいきません。
つまり、何でも早ければいいとか、できるようになるからうれしいという一時的な教育効果は中学、高校、大学などと長期的に捉えると、あまり意味がないという捉え方もできます。
机上の学びが中心となる初等教育にちゃんと繋がるように、遊びが中心となる幼児教育の在り方を問い直す必要があるのではないでしょうか?
何を始めるか?
教えすぎる、与えすぎる知識重視の教育をやめることをまず、始めていくこと。
そして
興味、関心から引き出す教育、追及する教育
を始めていくことが、日本といるミライを豊かにする第一歩だと信じています。