親たちの理由 ~急がせるのはなぜ?~
2022年度の問題行動・不登校調査で、全国の小中学校で不登校だった児童生徒が過去最多の29万9048人と21年度から22.1%増えたことがわかりました。(インターネットから引用)
調査を行うたびに、
過去最多
という文字が目立ちます。
もちろん検証の中には、「コロナが影響している」などの見解があるようですが・・・
まずここで感じてほしいのは、様々な理由で不登校に気味になっている子どもたちに対して、変な印象を持ってほしくないということです。
大人社会だってあるじゃないですか? 仕事に行きたくない!
環境になじめない、人間関係に悩むなどの理由で・・・
大人は転職・退職することが選択肢として認められています。
じゃあ、子どもも転校、退学という環境を変えることを認めるべきです。
限られた学校という小さな社会の中でしか生きることがみとめられないのであれば、それはもう時代遅れの考え方です。
学校、家庭、地域、職場、仲間、友達・・・そのどれかの社会の中で、自分らしく活き活きと生活できる生き方が認められるべきです。
ひとり一人がちゃんと意見を言うことができるにも関わらず、大人はそれをわがままだとか、まだ早いとか、大人の変な価値観で善悪をつけすぎることに、違和感を感じ、結果としていじめや不登校に繋がるのではないかと思います。
またいじめについても、様々な見解があり、「いじめはなくならない」という方もいます。 【いじめの定義は、「一定の人間関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為」です。】
私はこう思います。 人が人として生きていく上でその相互的な関係性は必要不可欠です。
それを「いじめ」ではなく、「協力」「協働」「協調」「共同」「共聴」という行為に変換できるのではないでしょうか
それを可能にするのは、乳児期幼児期学童期で行う
教育
であると心から信じて、今日も繋ぎ続けます。
親と子ども、保育者(教育者)と子ども、子どもと子ども
の支え合う関係を!
長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。