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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

育児中の悩み ~壁~

松尾肇浩

松尾肇浩

子どものイヤイヤ期、また思春期からくる反抗期

育児において様々な

が現れます!

思ったようにしてくれない・・・

何してもイヤイヤで我慢の限界・・・

声をかけても返事もしない・・・

そんなときに感じる育児の壁、つまり子どもとの壁です。

その壁とは、ネガティブな側面のように感じますが、実は非常に重要なポジティブな側面もあるんです。

まずこのぶち当たった壁は、地球の端から端まであるものではなく、どこかで途切れています。
また高さも100メートルばかりではなく、一部の乗り越えれそうな部分もあるのが「育児の壁」の特徴です。

その途切れている部分や低い部分は、別の言い方をすると、「話を聞ける状態」を意味します。

感情的になっていたり、怒鳴り散らかしている状況では、誰も冷静に話を聞く、理解する状況ではありません。

すこし落ち着いてから、途切れている部分と低い部分を確認し、少しずつ少しずつその途切れている部分を広げ、また低い部分を広げていきます。

そうすることで親と子の良好なコミュニケーションが成立するんです。

あと経験上ですが、重要なことは、「会話コミュニケーション」です。 指摘や指導、注意は一言で済みますが、「なんでまたするの!」「いい加減にしなさい!」などは聞きなれた言葉なので、子どもたちも自然と聞き流してしまいがちです。

日常的な会話の中で、いかに自然に「伝えたいこと」を入れていくか!です。

(例)食事の時、学校での出来事を話し始めた時、「へえ~、そうなんだ」「なるほどね」と共感しながらすすんでいきます。
会話が少し落ち着いた時に、切り出すのは、「あっ、そういえばこの前のいたずらだけど、あれはダメだよ、早めに気付いたからよかったけど、もしかすると大けがだよ。次はしないでね。」

感情的に叱るより、伝えたいことを伝えたいトーンで、子どもが聞ける状態のときに、伝えること。

これが壁を壊す、1つの些細なコツだと思います。
子どもとのコミュニケーションに悩んでいる方、10回のうち、1回ぐらいから始めませんか? そうすることで、1回が2回、3回が5回と日常的に変化してくるはずです。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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