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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

親のミカタ、子どものミカタ ~子どもの欠点~

松尾肇浩

松尾肇浩

どのような子どもかを表す表現として、よく「長所・短所」を用いることがあります。

よくあることですが、同じ子を見てAさんはこういいます。
あの子の長所は〇〇です。

あの子の短所は△△です。

そしてBさんはこう言います。
あの子の長所は△△です。

あの子の短所は〇〇です。

同じ子どもであるにも関わらず、見る方の見方で、またどこを見るかで〇〇は長所にもなり、短所にもなる。同じように△△は長所にもなり、短所にもなります。

ということは、どう捉えるかでその解釈はいかようにも変化するということです。

では同じような言葉の「利点、欠点」を例に解釈を広げてみましょう。

利点は有利な点、つまりアドバンテージということですが、欠点は不利な点、つまりでディスアドバンテージとなります。

ここでは欠点について深めていきますが、欠点とは本当に不利なこととして捉えていいのでしょうか?

先ほどの長所、短所は一体的と表現したように、欠点も必要であるという解釈をすると、こうは考えられませんか?

欠点とは・・

欠けている部分、不利な部分ではなく、
その人(子ども)のよい所を更によく輝かせてくれるために

欠かすことのできない点

と考えると、どのようなことにもある程度、ポジティブに受け入れることができますよね。

私も以前からこう言われたことがあります。
「優しすぎるのが、あなたの欠点」と...

でもそれは私にとって自分らしい欠点(欠かすことのできない点)であると考えると、自分らしくいれるような気がしています。 

読んでいただいている方にも必ず欠点があるはずです。でも
それを含めて

自分である

と自信を持っていいと思います。  だってそれは欠かすことのできない「あなたの良さ」でもあるのですからね。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

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