簡単な言葉から見える心の在り方
よく学校を卒業して、働きだすと、「社会人だね」と言われます。主に社会という会社(社会)の一員となったということを意味するものです。
では、それまでは「何人」(なにじん)なのでしょうか?
社会を構成する最小の単位は、
家族
だと言われています。
一人ではなく、二人になった時点で
社会人
ということですね。
では子育てをしながら、また家族という社会の中では様々な感情を得たことを思い出します。
子どものケガは、自分のケガよりも心が痛んだこと・・・
子どもの悩みは、自分の悩みよりも数倍大きかったこと・・・
子どもの頑張りは、だれよりもうれしく涙があふれたこと・・・
つまり
です!
子どもは生まれながらに社会の中で育っている存在であるということ、
親は親になった時点で、自分以外の誰かを思い、共感性が極限まで高まっているということです。
ということは、この社会を豊かに、すばらしいものにできる存在は、「
子どもたち
」ということになります。
もっと、もっと子どもたちが育ちやすく、ゆとりを持った育児ができる環境を整えると、社会をよくしたいという大人がと自然と増えるという「
当たり前
の法則です。
お父さん、お母さん、そしてご家族をお持ちの皆さん、子どもを!家族を大切にしているように、周りの人にも優しい気持ち、思いやる気持ちの輪を広げていきましょう。
それが豊かな社会人にできる、すばらしい役割だと思います。