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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

僕たちの理由 ~いつもわがままを言うのはなぜ?~

松尾肇浩

松尾肇浩

よく質問されることです。

お家ではいうことを聞かず、わがままなのに・・・

なぜ、園ではおりこうさんなんですか?

なぜ、園ではちゃんと座ってご飯を食べるんですか?

いきなりですが、答えは1つ!

社会性



です。つまりこうです。
家での社会性は、いつもお世話をしてくれるお父さんやおかあさんがいて、わがままを聞いてくれる。怒られることもあるけど、いつも笑ってくれる。 そんな社会的な関係性があるからこそ、

わがまま

でいられるんです。

園では、たくさんの子どもたちがいて、その中でいろんな役割(個性)が出てきます。元気な子もいれば、おとなしい子もいるし、ごはんが早い子もいれば、遅い子もいます。
いろんな子がいるという社会の中で、子どもは自分の役割を認識し、居心地のよい場所にしようとします。

つまり他者を感じ、他者を思いやりながら、自分という個性を出していくわけです。 協調性もその1つですね。仲間意識です。 だからこそ、食事の時にみんなで食べている中では、「自分もちゃんとしないと!」という意識が生まれるわけです。

つまりわがままとは、家庭の中で守られる存在としての自分らしさであり、園の中では子ども集団の中での自分らしさと役割と言い換えることができます。

なぜ、わがままをいうのかと聞かれると、シンプルですがこう答えます。

自分という素敵な存在のアピール

の現れですと!  だからこそ、ちゃんとわがままを受け入れて、認めていきたいですね。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

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