簡単な言葉から見える心の在り方
大人はよくこの言葉を使います・・・
「はやく片づけなさい」
「使う物だけ出しなさい」
「出しっぱなしにしない、いる分だけね」
子どもにとって遊びは創造的でなければと思います。
1つの遊びだけでなく、別々の遊びを結びつけるような感じです。例えばですが・・・
絵本を読んでいて、大好きな飛行機が出てきた、なんか無性に作りたくなった! 画用紙を出し、鉛筆を出し、色を塗り、セロハンテープで貼付け、完成!
となると、絵本と画用紙の切れ端、鉛筆、セロハンテープが混在する環境が生まれます。
もし途中で、「おっ、ここが弱いぞ、補強しないと!」と思ったとき、さっき使ったセロハンテープや切れ端があったはず、そんなひらめきが創造的な結びつきを生み出します。
1つ1つの要素を頭の中に入れながら、点と点を結び付け、線を書き、遊びを生み出す。
ということは、すばらしい遊びは散らかるものです! 散らかしていいものなんです。
そういう理解で、温かく散らすことを認めていきましょう。
散らかしは、無限の可能性を秘めた
遊びの宇宙
なのではないでしょうか?