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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

僕たちの理由 ~いつも走るのはなぜ?~

松尾肇浩

松尾肇浩

テーマ:#乳児保育 #幼児教育

よく子どもたちにこんな声をかけることがあります!

「走らずに、ゆっくり行こうね」 

ということは、「走る」ことを予測した上で、ケガの予防や安全な移動のために声をかけるんです。

これは育児でも、保育でも同じです。

でもよく考えてください。

子どもはなぜ?走りたがるのでしょうか?

走ることに意味があるのでしょうか?

まず考えられるのが、移動先での活動イメージややりたいことを予測して、気持ちが溢れている状況であるのでは!ということです。つまり早くしたい気持ちの表れです。

事前に「歩こうね」と声をかけている時でも、よく歩きなんだけど走ることと同じぐらいの早歩きです。

ではどうすると、ちゃんとゆっくりと歩いてくれるのでしょうか? その答えは子どもたちの集団性にあると思います。

「早く行きたいけど、みんなで走ると危ないから先頭は先生が行くね。みんなはその後を歩いてきて! できるだけ急ぐから」だと全体的な一定スピードを意識できるので、その速さに合わせやすくなります。

一人の時でも相手のスピードを意識する方法として、手をつなぐという方法があります。

つまり子どもたちは走らないというスピードのイメージが個人により様々なので、集団的に「走らないスピード」を共有することが大切だということ何ではないでしょうか?

また「走らない」と言われると、走りたくなるのは、私たちもそうですね。
だから「これくらいのスピードで行こう!」のほうがイメージしやすいです。(ありさんのスピードとか、犬のスピードとか、カメさんとかですね。)

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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