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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

育ちの土壌 ~乳児幼児期に必要なこと④~

松尾肇浩

松尾肇浩

乳幼児期に必要なこと・・・
これまでは、睡眠や絵本など子どもに対して!という視点で書いてきましたが、今回は少し目線を変えて、「大人」「親」という視点で読んでください。

今回は、子どもの育ちの土壌の大切な要因でもある、「人」つまり支える側、理解する側の考え方を耕していきます。

ずばり

それは「当たり前」を変える!ということです。

私たち大人は、いろんな経験を経て、経験から判断、行動する特性をもっています。

だから時に子育て中でも、その経験から判断しがちです。

例えば赤ちゃんが泣いた時、
「いつまで泣いてるの!」

いつまでもおもらししたら、
「いい加減にできるようになりなさい」

一度言ってもできるはずもないのに
「何度言ったらわかるの!」

イライラが募ります。だからこそ育児ストレスとは、大人の捉え方と子どもの現状とのギャツプで生じるものでしょうね。

ということは、育児中はこの「当たり前」を子ども側に変えるとずいぶんと楽(楽しく)になります。

子どもは泣くもんだ

子どもが一度言ってもすぐにはできないもんね

何をするにしても時間がかかるのは、頑張っている証拠

先を見通せないのは、「今」をしっかりと頑張っていること

子どもにとっての「当たり前」(つまりありのまま)を常識にすると・・・ 

子ども自身もイライラしなくなります! だってほとんどのことを当たり前として受け入れてくれるんですからね。

その結果、子どもたちは自分らしく、のびのびと、生き生きと成長できる土壌が耕されるのでした!

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

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