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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

育児の段階 ~心がける時期~

松尾肇浩

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手をかける時期・・・

気をかける時期・・・

そして第三の時期が、

心がける時期

です。

えっ?と思われる方もいるかもしれませんが、本来は一体的な意識の集合体みたいなものです。

心がけるから、気をかけることができる、気をかけるから手をかけることができる!

しかしここであえて、3つに分けた理由があります。

手をかける、気をかける、心がけるステップの中で意識してほしいのは、

子どもに任せる割合を増やす

ということです。

3つ目の心がけるをもっと詳しくいうと、こんな感じです。

学童期、青年期ぐらいから、子どもたちはそれまでちゃんと行ってきた「今日はね・・」という報告や、「あのね、実はね・・・」という相談を細かく行わなくなります。それも成長の1面ですのでご安心を!

でも子どもの成長を支える側(大人、親)としては、
①表情
②言葉
③食欲
④子ども同士(トモダチ)との関わり方
⑤生活リズムの変化

などに心がけ、「あれ?」「いつもと違うぞ」と感じた時に、ストレスにならない程度で、こんな空気を出します!

いつでも話を聞くよ

何かある?

どうした?

あくまで自然にです。言葉で出さなくても、こちらの雰囲気で出すのがポイントです。これが心がける奥義でしょうか?

でもこの奥義がちゃんと機能するには、「手をかける」「気をかける」ことをちゃんと0歳児の時からやり続けた時です。

でもご安心ください。もし「手をかけてこなかった」「気をかけてこなかった」時も、いつからでも遅くはありません。

今から「手をかける」「気をかける」「心がける」を意識してみてくださいね。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

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