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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

保育のススメ その②バランスを大切に

松尾肇浩

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保育でも育児でも共通する部分はたくさんあるものです。

保育の中でも大切な環境を、

①人的環境(親、先生、お友達、近所の方等)
②物的環境(室内遊具、机、教具、おもちゃ等)
③空間的環境(食べる、遊ぶ、寝るなどのバランスの取れたッ空間)です。

これらを家庭に置き換えると、
①人的環境で大切にすることは、親の応答、援助、又は兄弟姉妹やいとこ同士、おじいちゃんやおばあちゃんなどとの関わり

②物的環境で大切にすることは、興味や関心に応じたおもちゃや遊具など「やりたい」という気持ちを第一に、準備すること

③空間的環境として大切にすることは、例えばよくリビングスタデイと言われますが、子どものやりたい、集中できる空間を確保しつつ、「見える、見守れる」ような空間を意識することです。

学童期の後半や青年期になると、自分だけの居場所を欲しがります。これも決して悪いことばかりでもありません。

自分という存在を、見つめなおし、内面的に熟成するためには一時的に必要な時期もあります。

でも自然と一緒にいることが自然となり、一緒にいても、「その子」に対しての理解や適切な距離感があるため、邪魔にはならず、適切な人間性の豊かな距離を創り出すことができます。

人と関わったり、誰ともかかわらなかったりしながら、人は人間という存在を作り上げるのでしょうね。

悩んだり、辛かったり、どうしようもない時の原因は「人」であることが多いです。
でも悩みを解消したり、辛さを分かち合ったり、どうにか一緒に考える時も、助けてくれるのは、「人」です。

人との時間の有難さ、人との時間の限りある豊かさを今一度、再認識していきましょう。  これからの子どもたちには一番、伝えたいことの1つです。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

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