簡単な言葉から見える心の在り方
いよいよ最後の「子育て奥義シリーズ」です。
その最後にふさわしいテーマ・・・
それは、
栄養
です。
栄養と一言で言って想像するのは、バランスの良い食事とか、和食とか、おやつを決まった時間に食べるとか、21時以降に食事をとらないとか、様々です。
ここで重要なのは、「食事」に限らないということです。
私が伝えたい栄養は大きく2つあります。
1つは、身体の栄養です。 できるだけ健康に配慮した食品を取ることです。有機栽培であるとか、遺伝子組み換えでないものを選ぶとか、産地を選ぶ、生産者を選ぶなど・・
そして、ここがポイントです。もう1つは
心の栄養
です。
これは、どこからチャージするかというと、
抱っこして欲しい時に、抱っこしてもらうとか、
子どもの「あのね、」という問いかけに、「どうした?」とちゃんと応答するとか、
公園で一緒に遊ぶとか、
散歩をするとか、
楽しく、笑顔で食事をするとか、
お風呂で今日の出来事を語りあるとか、
絵本を見ながら、一緒に寝落ちするとか(実体験!)
まだまだあります。 つまり日常の子どもとの関わりの中、もっと詳しくいうと、子どもからの欲求や依頼に、ちゃんと応えた時、
心の栄養がチャージ
されるということです。
子どもが健全に育つ条件は、よい食事から適切な栄養を取り、元気な身体を作ることはもちろんですが、もっと!
もっと
大切なことは、一緒に笑い、一緒に過ごす時間が、子どもの心を育む栄養になるという意識を持つことです。
子どもの豊かな心は、豊かな日常から生まれます。 明日も笑顔で「おはよう!」と言ってみてください。
心の栄養は、急速充電で100%となることでしょう。
次回は、すこしテーマを変えて、教育的な視点で子どもに必要なことを考えていきます。 一緒に考えていきましょう。