簡単な言葉から見える心の在り方
お利口さん!
この言葉は子育て中はよく使っていた言葉の1つです。
意味は「賢い、利発な、聞き分けのよい、わがままでない、抜け目ない、巧妙な」など使い分ける形容詞です。
子育てには、褒めるという行為をよく良い行動としています。
そうすると、いいことしたから褒めるべきでしょうか? そして褒めるからお利口ということでしょうか?
いいことをして、褒められると、子どもは「いいこと=褒められる」というパターンを学んでいきます。
となると、褒められたい時は、あえてアピールするべくいいことを連発するようになります。 結果的に褒められなければ、行動しなくなることもあるかもしれません。
順番的には、これが大切な順番だと思います。
いいことをするから、褒められる⇒行動、自己承認 ではなく、
褒められるから、いい行動が出る⇒自己肯定、行動です。
褒めるという育児行為は、別の言い方をすると、「あなたはあなたらしくいいんだよ。」「何気ないことが、すばらしいことなんだよ」 つまり自己肯定感を高める最高のアプローチなんです。
子どもの言動、行動に注目してください。 たくさんのほめるべき言動、行動がみえてくるはずです。 そしてたくさんその当たり前をほめてください。 そうすれば、子どもはどんどん
おりこうさんで自分らしくなっていきます。
あなたらしさは、親の「褒める行為が作る」といっても過言ではありません。