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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

子緒子笑 ~子どもと一緒に、コドモと笑い合う育児を目指して~ ★チャイルドシート編

松尾肇浩

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買い物の帰りは、3つのパターンがあります。

歩いて帰るパターン

車で帰るパターン

公共交通機関で帰るパターン

です。

今回は「車で帰るパターン」のチャイルドシートを考えてみましょう。

新生児の頃は、まだ動きが大きくないため、すんなり!すっぽりと定位置に収まってくれます。

が!・・・

1歳を過ぎ、2歳になると、一気に探索行動が拡がる、つまり興味や関心が広がってくる、同時に「自分はこうしたい!」「あれは嫌だ、いやだ」という自己主張も出てきます。

この時が、一番の困り時です!

親の「してほしい」思いと、子どもの「したくない」思いのぶつかり合いです。

親の気持ちが強いと、子どもは同じエネルギーで反抗してきます。「まあ、いいや」とあきらめると、さらに「自由奔放な行動」はエスカレートしてきます。

では、どうすることが最適なのでしょうか?

答えは「あきらめること」です。 でもこれは「ギブアップ」ではなく、「あきらかに、子どもの思いを認める」という意味の「あきらめる」です。

今回はチャイルドシートなので、例を挙げてみます。

いざ、座ると嫌がり始めたぞ~という時、

子どもの思いは、動きたい気持ちで満ちています。 そうであれば買い物中は、できるだけ動けるようにしてあげましょう。

そうすれば、買い物中の「動」という動きが満たされ、チャイルドシートの「静」という状態を容認しやすくなります。

言葉としては、買い物中に「あっちに行ってみようか?」
「お肉コーナーに行ってみよう」「おさかないるかな?」とたくさんの興味を満たします。
そして車に乗るときも、「ちゃんと座れるかな?」と問いかけると、それまでの会話のやり取りや満たされた行動があるので、「いや!」という拒否行動は起こりにくくなるんです。

でも安心しないでください。 それでも嫌がる子はいます。
そんなときは、折れずに貫き続けることです。 

だってチャイルドシートは、命を守るものですからね。
命を守るのは、親の務めです。

今回は長くなり、文章的に脱線してしまうこともありましたが、思うがままの気持ちを受け止めてもらえると、有難いです。 最後までお付き合いいただきました。感謝です!

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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