簡単な言葉から見える心の在り方
よく買い物に行くと、このような姿を見かけます
「これ、買って! これがほしい!!」
「ダメ、この前も買ったでしょう!!」
「買って、(泣き出す)}
「ダメなものは、ダメ!」
買い物には、実はたくさんの誘惑が待ち受けています。
というのも、子どもが「欲しい」と感じる目の高さにちゃんとお菓子が並べられているからです。
レジの横にも簡単に手に取りやすいものなんかもよく置かれていますよね。
そんな誘惑に負けない気持ちを持つために「親」としてできること!
年齢にも大きく影響しますが、大きく2区分で考えます。
0歳児はもちろんベビーカーや買い物かごを入れる車のようなものを利用します。結論は同じです。2歳児ぐらいまではお買い物の乗り物に乗ってしまいましょう!
そうすれば「あっ! ここを通るとお菓子ゾーンだ。回避、回避!」という選択が取れます。
もし子どもがお菓子のところを見ようとしても、対面式にしていれば、「あっ、今日は何にしようか?」「おかしを買ったからお家で食べようね」と会話で回避できます。
3歳以上ぐらいになると、行動範囲も広がり、また様々な社会性に気付く上では乗り物よりも、歩きが適しています。
そんなときは、おやつの時間を決めているのと同じように、目に飛び込んできた素敵なおやつや、特別にほしいものがあるときは、ちゃんと買ってあげたいですね!
でも大切なのは、「買う日を決めるということ」です。
毎週日曜日は「1つだけOK」
金額が高ければ「お誕生日にOK」などですね。
そうすれば、子どもは気持ちを伝えること、約束を守ること、ちゃんと約束が果たされることを知ります。
そうすることで、「約束を守る」「我慢する力」が引き出されるということです。
我慢する力は、我慢することではなく、 我慢の先にちゃんと受容があることの経験を積むことで引き出される力であることをお忘れなく!
さあ、明日は買い物から帰る途中の「座りたがらないチャイルドシート」に注目してみます。