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松尾肇浩プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

育児番外編「見るべき視点と出すべき言葉」

松尾肇浩

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終了、終了といいながら、なかなか終わらないシリーズ!
自分自身も興味がある分野なので、書きながら「あれも伝えたい」「これも・・」と溢れてくるため、もうしばらくお付き合いください。

さて、育児にはまず大切な「見るべき視点」があることをご存じでしょうか?

まず見るべきは、①子どもの「今」の姿、行動、表情です。

それを見続けていると、じわ~と更に見えてくるものがあります。

それは、②子どもの長所と課題、つまり短所です。

ここで大切なことは、「しばらく見続ける」ということ。

でないと、すぐに「あれはダメ、これはダメ」「なぜしたの?」「どうしてわからないの!」と簡単に見えやすいことに注目して、口に出してしまいがち・・・(私もそうでした)

言いたい気持ちをぐっと抑えて、しばらく見続けていいると、
一見ダメと感じていたことも、「意外と長所かも!」と感じることがあります。

例えば極端ですが、いつも好きに事ばかりしていると、「また!」とあきれるかもしれませんが、「おっ!継続力があるんだな。集中力がすばらしい」そんな気づきに繋がれば最高です。

話を本題に戻しますね・・・

誰にでもある長所と短所、この短所を改善するのは容易ではありませんし、短所ばかりを指摘すると、言われる子どももテンションが下がります・・・ 自己否定感が高まるということです。

育児の意識として「長所に敏感であれ」「短所に鈍感であれ」
です。短所は簡単に見えますし、すぐに見つけて、改善させたくなるものです。

でもぐ~と我慢です。見える姿をちゃんと長所なのかも?として意識してください。

子どもにかける言葉は、マイナスからプラスに代わっていきます。出すべき言葉は、私たちの心から生み出すものであり、考えて贈る子どもへのプレゼントのようなものなんではないでしょうか?

長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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松尾肇浩
専門家

松尾肇浩(保育施設の運営)

社会福祉法人 正道会

保育園の運営に加え、学童保育や子育て支援施設などの事業も展開し、多種多様な人の居場所づくりに力を入れる。子どもを取り巻く環境が変化する中、ICTなどを取り入れて時代に合わせた保育のアプローチも追求。

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