AI × FP最新コラム ④・その保険、本当に必要ですか? 〜AIと一緒に見直す、わが家の保険の正解〜
「老後に2,000万円が必要」.....そんなニュースが流れたとき、あなたはどう感じましたか?
「そんなに貯められるわけない」「うちは大丈夫なのかな」「そもそも2,000万って本当なの?」...さまざまな不安や疑問が頭をよぎった方も多いと思います。
この記事では、その「2,000万円」の正体を整理しながら、AI時代の老後準備の賢い進め方をお伝えします。
■ まず「2,000万円」の正体を整理しよう
2019年に金融庁の報告書で話題になった「老後2,000万円問題」。
でも実は、この数字には大きな前提があります。
夫65歳・妻60歳の無職夫婦が、平均的な年金収入と支出で生活した場合、毎月約5万円の赤字が生じ、30年間でおよそ2,000万円が不足する...という試算です。
つまり「全員が2,000万円必要」ではありません。年金額・生活費・退職金・資産状況によって、人それぞれまったく違う数字になります。
大切なのは「平均の話」ではなく「わが家の数字」を知ることです。
■ AIシミュレーターで「わが家の数字」を出してみる
「自分の老後の不足額を計算しよう」と思っても、年金・退職金・生活費・運用益……と変数が多すぎて、手計算では限界があります。
ここでAIシミュレーターの出番です。
当事務所のホームページでは、老後・退職金シミュレーターを設置しています。
現在の年齢・年収・年金見込み額・退職金の目安を入力するだけで、老後の不足額の目安がすぐに確認できます。
「なんとなく不安」が「具体的な数字の不安」に変わる瞬間、これが老後準備のスタートラインです。
老後資金シミュレーターはこちらへ
■ 3つの備え方・・・何が自分に合うか
老後資金の準備方法は、大きく3つに整理できます。
・積み立て投資(NISA)
2024年から新しくなった新NISAは、運用益が非課税で、いつでも引き出せる柔軟さが魅力です。長期・積み立て・分散を基本に、時間をかけてコツコツ増やすのに向いています。
まだ活用していない方には、最初に検討してほしい手段です。
・iDeCo(個人型確定拠出年金)
掛け金が全額所得控除になるため、節税効果が大きいのが特徴です。
ただし、原則60歳まで引き出せないため「老後専用の貯金箱」として位置づけるのが正解です。
会社員か自営業かによって上限額も変わります。
・個人年金保険
毎月一定額を保険料として払い込み、老後に年金として受け取る仕組みです。運用益は限定的ですが「強制的に積み立てられる」安心感と、保険料控除による節税メリットがあります。
投資が苦手な方や、確実に積み立てたい方に向いています。
どれが正解かは、年齢・収入・家族構成・リスク許容度によって変わります。「全部やるべき」でも「どれか一つが絶対正解」でもありません。
『新しいNISA制度』 国が認めるお得な制度
■ AIで試算、FPで判断・・・この順番が一番スムーズ
シミュレーターで不足額の目安がわかったら、次は「どの手段でどう埋めるか」の作戦を立てる段階です。
ここはFPと一緒に考えるのが一番です。
「NISAとiDeCoをどう組み合わせるか?」
「保険は残すべきか整理すべきか?」
「退職後の生活費はどう見積もるか?」.....こうした判断は、家計全体・ライフプラン全体を見渡した上でないと、正しい答えが出せません。
「シミュレーターで数字を出してから相談に来てください」
この順番が、対話をぐっと深くします。
【秀ちゃんからひとこと】
老後のことを考えるのは「怖い」と感じる方も多いです。
でも数字を直視することで、「意外と何とかなる」と感じる方のほうが多いのも事実です。シミュレーターで出た数字を持って、一緒に作戦を立てましょう。
新 / 老後資金につきまして 『思秋期に抱くMyスキーム』
『夢から逆算』する家計設計 長崎でのゴールベースライフプラン


