【継続情報】令和8年度信州健康ゼロエネ住宅助成金に関するお知らせ
雨漏りが止まっても、問題が残ることがある

9月は台風や大雨が増える時期です。
屋根や外壁から雨が入り込み、天井にシミができて、その後乾いて落ち着いた。
そういう経験をした家は少なくないと思います。
ただ、雨漏りそのものが止まっても、壁や天井の中に入った断熱材が濡れたままだと、断熱の効きが落ちたままになることがあります。
濡れた断熱材は、乾いても元に戻らないことがある

※写真は床下でグラスウールがずり落ちた当社調査例。天井裏や壁の中でも、濡れると同じように潰れて隙間ができます。
住宅で広く使われているグラスウールは、水を含むとふくらみが失われて薄くなり、自重で下にずり落ちます。壁の中でも、天井裏でも、床下でも起きます。
乾いても、いちど潰れたふくらみは戻りません。
断熱材は空気の層で熱を止めているので、薄くなって隙間ができると、その部分だけ断熱が抜けた状態になります。
濡れた場所にカビが生えたり、接している木材が湿って傷んだりすることもあります。
気づくためのサイン
過去に雨漏りやその疑いがあった家では、次のような変化が手がかりになります。
・天井や壁紙に、輪じみや波打ったあとが残っている
・押し入れやクローゼットを開けると、かび臭さを感じる
・以前は気にならなかった部屋が、夏に暑く冬に寒くなった
・天井裏をのぞくと、断熱材が一部だけ色が違う、または薄くなっている
こうしたサインがあっても、表面を貼り替えただけでは中の断熱材はそのままです。
調べれば、濡れの跡は分かる
断熱調査では、天井裏や壁の点検口から断熱材の状態を直接見て、湿り・変形・ずり落ちがないかを確認します。
赤外線で見ると、断熱が抜けている部分は周りと温度が違って映るため、範囲の見当をつけられます。
直す順番は「雨漏りを止める」が先です
濡れた断熱材を入れ替えても、雨漏りそのものが直っていなければ、また同じことが起きます。
まず屋根や外壁の防水を直して、雨の入り口を止めることが先です。
雨漏りの修理は屋根・防水の専門業者にご依頼いただき、雨漏りが止まったあとであれば、濡れて潰れた断熱材を入れ替えることで、その部分の断熱は元に戻ります。
断熱材は種類によって水への強さが違い、当社が使うセルロースファイバーのように、多少の湿気を吸って放出する素材もあります。
過去に雨漏りやシミの心当たりがある方は、まず屋根や野地板の状態を専門業者に見てもらい、あわせて断熱材の状態も確認しておくと、直す範囲と順番がはっきりします。
当社の無料断熱調査では、天井裏や壁の点検口から断熱材の濡れ・ずり落ち、欠損を確認し、入れ替えや再施工が必要な箇所をお伝えします。


