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フローリングを選ぶ際にチェックしたい性能・遮音性・長野市のしろくまペイント

石井大輔

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テーマ:フローリングリフォーム

みなさんこんにちは
しろくまペイントです。

リフォームをお考えの皆さん、室内の床はフローリングのご予定ですか?
おそらく現在多くの住宅では、日本人のライフスタイルの変化に伴ってテーブルやイスや置くようになり、和室が減ることで畳ではなく、フローリングを選ばれる方が多いと思います。

ですが、フローリングならすべて同じだと思っていませんか?

フローリングひとつとっても、施工の仕方、性能が全く異なります。
そんなフローリングについてご紹介します

■ 遮音性を高めるためには!?

前回は遮音性をはかる指数、L値について説明しました。

では、どうすればL値を抑える、つまり、遮音性を高めることができるのでしょうか?
今回は具体的な防音対策についてみていきましょう。

遮音フローリング

■ おぼえておこう遮音フローリング

もし床をカーペットにすると、スプーンを落とした時、普通のフローリングよりも音が軽減できることはイメージできますよね?
床が柔らかくなれば音も軽減できます。

遮音フローリングとは、軽量床衝撃音を軽減するため対策を施したフローリングのことです。
表面が柔らかく、乗るとふかふかとした感触があります。

スラブの厚さ

■ おぼえておこうフローリング下地

スラブとは、床構造をつくる基盤のことです。一般的普段目にしているフローリングの床の一番下にはコンクリートスラブがあります。
床スラブの梁に囲まれた面積が小さく、スラブが厚いほど、遮音性能は高くなります。

スラブの面積が大きくなればなるほど、音の太鼓現象によって増大し、上下階に音が伝わりやすくなります。
厚みの基準は200mm以上が好ましいです。230mm程度あれば遮音性が高いと言えるでしょう。

物件を選ぶ段階で、スラブ厚の厚いものを選んでおくとよいでしょう。
不動産聞いておくことのひとつとして頭に入れておきましょう。

防音効果は仕上げ材(つまり、フローリングか遮音フローリングか)が非常に重要なポイントです。
ですが実際には、仕上げ材だけでなく他の要素も遮音性に影響しますので、念のためフローリングを選ぶ際には、記載されている遮音性能(L値)よりワンランク上のものを選んでおくといいでしょう。

ただし、直接フローリングをコンクリートに張るのではなく、床下地を設ける場合にはこの限りではありません。
それについては、次回書いていきます。

いかがでしたか?
フローリングについて少しご理解いただけたでしょうか。
家を建てる時、借りる時など、より快適な家づくりができるといいですね。

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石井大輔
専門家

石井大輔(塗装工事業・防水工事業)

しろくまペイント(株式会社 霜鳥 塗装事業部)

創業から50年以上にわたり、個人宅や公共工事などさまざまな現場に携わってきた経験を生かして施工。細かな要望を把握するため、着工前のヒアリングを丁寧に実施し、納得いただける仕上がりを目指す

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