マイベストプロ信州
小林仁

「物語」のある商品でお客さまの背中を押す印鑑と認定証作りのプロ

小林仁(こばやしひとし) / 記念品オーダメイド

小林印房

小林仁プロのご紹介

私の作ったものが、お客さまにとって人生の羅針盤のような存在になってほしい(3/3)

小林印房、店内風景

商品に、単なる「もの」ではない「物語」を織り交ぜたい

 従来からの印鑑に加えて、モニュメントや認定証を展開する小林印房。それらの共通点について、小林さんはこう話します。

「私が作るものは、何かを大量生産するのではなく、小ロットの製品の一つ一つに名前や日付を入れて、固有の価値があるものにしていくことです。同じものを何百個も生産するのではなく、一つのものに独自性を加えて形にする。それがすべての共通点かなと思っています。

 量産品のようにネット上で品番を選んでもらって注文するのとは違い、個別のものを作るには、お客さまとコミュニケーションを取り、お客さまが望んでいるものを形にしないといけませんが、そのためのコミュニケーションは印鑑を作るときのやりとりと同じだなと感じています。それぞれに尊重すべき歴史があり文化があるんです」

 最後に、小林さんが商品を販売するうえで大切にしたいと思っていることをうかがいました。
「単に物を作って販売するのではなく、そこに“物語”を織り交ぜていきたいと思っています。たとえば、印鑑の名前だったら字画、生年月日なら九星、資格の認定証なら新しいことに挑戦することの価値や魅力といった、物にプラスできる価値や考え方を提供することで、お客さまとの信頼関係も築きやすくなりますし、お客さまにとっても新たな1歩を踏み出すためのきっかけになると思っています。私の作ったものが、お客さまにとって人生のひとつの羅針盤のようになっていただければ、それが選んでいただく価値になると思っています」

(取材年月:2020年8月)

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