菜種油色(なたねあぶらいろ)
珊瑚朱色(さんごしゅいろ)
おはようモーニング!
今日は、水の日です。
先日、テレビで面白いニュースも見たので、ここで紹介します。
水に話しかけると、水の結晶がどのように反応するかについては、科学的な証拠がありません。
このようなアイデアは、日本の研究者によって提唱された"水の記憶"という仮説に基づいていますが、科学的な立証はなされていません。
水は音や言葉に反応し、それによって水の結晶の形が変わるとされています。
しかし、このような主張は、多くの科学者から疑問視されており、科学的な根拠が不十分であるとされています。
水の結晶は、温度や圧力、純度などの物理的条件によって形成されることが知られており、外部の音や言葉によって形状が変わるという証拠はありません。
科学的に信頼性のある情報を得るためには、確立された科学的研究と検証が必要です。
現時点では、「水の記憶」に関する主張は科学的なコンセンサスには達していないと言えます。
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、珊瑚朱色(さんごしゅいろ)です。
珊瑚朱色とは、宝石の珊瑚の珠玉のような明るく華やかな赤橙色のことです。
文字通り珊瑚の珠玉に因んだ色で、別に『珊瑚朱』とも表記します。
珊瑚の珠玉には、白、桃色、赤の三種があり、中でも深い赤色は『血色』と呼ばれ珍重されました。
古くから珊瑚の珠玉は、髪飾りや簪(かんざし)などの装身具や装飾品に加工されましたが、中国の彩色版画絵手本『芥子園画伝(かいしえんがでん)』によると、宋代では印肉に用いたとの記述あり、また唐代の絵画で変色しない紅色は、珊瑚珠を粉末にした顔料が使われていると記されています。
その顔料が『珊瑚色』と呼ばれる色で、後に日本に伝来しました。
珊瑚色の中でもとくに色が濃く赤珊瑚に近いような色が『珊瑚珠色』と呼ばれるようになったようです。
また別に、珊瑚珠色は『珊瑚色』の別名であり、同じ色とする説もあります。
各塗料メーカーで作ります、一般社団法人日本塗料工業会発行の塗料用標準色見本帳、通称「日塗工(にっとこう)」で一番近い色は、09−70Tあたりでしょうか。
※日本の伝統色とは、日本の文化や歴史に根付いた色彩のことを指します。
これらの色は、伝統的な建築、着物、美術、花、風景など、様々な日本の要素に広く使われてきました。以下にいくつかの代表的な日本の伝統色を挙げます。
・紅色(べにいろ):深い赤色で、古くから日本の伝統色として重要視されてきました。着物や祭りの装飾、日本の国旗である日の丸の赤などにも使われています。
・藍色(あいいろ):深い青色で、日本の伝統的な染物である「藍染め」の色としてよく知られています。風景や自然の中に広がる深い青空をイメージさせる色です。
・白色(しろいろ):清潔さや純粋さを表現するために用いられる色です。日本の伝統的な神社や寺院の建築物や、和装の白無垢(しろむく)などでよく見られます。
・黒色(くろいろ):厳かさや深い美しさを表現するために使われます。伝統的な和服である「黒留袖」や、茶道の世界で重要な役割を果たす「薄黒(うすぐろ)」などがあります。
●七十二候
七十二候では、8月2日から8月6日ころを「大雨時行 (たいうときどきふる)」といいます。
七十二候が大暑の末候へと変わりました。
「大雨時行」は夏の最後の候で、集中豪雨や夕立などの夏の激しい雨が降る頃です。
青空にむくむくと湧き上がる入道雲が、突然の雷鳴とともに激しい夕立に変わり、乾いた大地を潤します。
この時季多い夕立は、低気圧などによる長く広く降る雨ではなく、その場その時限りの局地的な雨です。
「夕立は馬の背を分ける」ということわざは、馬の背の半分は雨が降っているのにもう半分は濡れてもいないという意味。
ある場所では夕立が降っているのに、ごく近い場所では晴れている様子を表します。
●8月1日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!