呂色(ろいろ)
苔色(こけいろ)
おはようモーニング!
桜が綺麗に咲き誇り、華やいだ季節になりました。
しかし、そう喜んでばかりいられません。
2023年4月1日には、いろんなものが値上げされます。
食品関係だけでも、下記の通り値上げされる様です。
伊藤ハム:ハム、ソーセージ、加工食品
大塚製薬:スポーツドリンク、プロテインゼリー
キッコーマン:しょうゆ、つゆ、ポン酢
キューピー:マヨネーズ、タルタルソース、パン用スプレッド、うずらの卵水煮など
キリンビール:ウイスキー、ハイボール缶缶
サッポロビール:ワイン、焼酎
東洋水産:生めん(焼きそば・ラーメン・うどん)、レトルトごはん、魚肉ハム・ソーセージ、だしの素、削り節、フリーズドライのスープ、業務用冷凍食品など
日本ハム:ハム、ソーセージ、加工食品
ハウス食品:とんがりコーン、オーザック
ハーゲンダッシュジャパン:アイスクリーム、ギフト券
プリマハム:ハム、ソーセージ、加工食品
丸大食品:ハム、ソーセージ、魚肉ソーセージ、調理加工食品
明治:バター、チーズ、ヨーグルト、飲料、チョコレート、グミ、など
森永:牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター、豆腐、デザート類など
お財布に厳しくなりそうですね!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、苔色(こけいろ)です。
苔色(こけいろ)とは、苔のような深く渋い黄緑色のことです。色名の由来はもちろん苔の色から。
平安時代からの由緒ある色名ですが、現代では『モスグリーン( Moss green)』のほうが一般的かもしれません。
元々は重(かさ)ねの色目で、「表・濃萌黄、裏・濃萌黄」などを配し、夏に用いられていました。
ちなみに、平安文学に『苔衣(こけごろも)』の言葉が見られますが、これは苔を衣に見立てた僧侶や隠者の粗末な衣服を差しており、『苔色』の衣を表しているわけではありません。
苔はコケ植物の苔類、蘇類など花の咲かない背の低い植物の総称。
日本には約2,000種類もあり、日本庭園や盆栽で利用されるほか、我が国の国歌「君が代」で歌われるなど古くから日本人に親しまれてきた植物です。
苔生(こけむ)した老木や苔に覆われた庭石の味わい深さは、侘び寂びに代表される日本人の美意識の象徴であり、そこから生まれた『苔色』には日本文化の片鱗をみることができるといえるでしょう。
●3月30日今日は何の日?
・国立競技場落成記念日
1958(昭和33)年のこの日、神宮外苑に国立霞ヶ丘陸上競技場が完成した。
敷地面積は22000坪で約58000人の収容能力を持ち、1964(昭和39)年には東京オリンピックの開閉会式の会場になった。
・マフィアの日
1282年のこの日、マフィアの名前の由来となったとされる「シチリアの晩鐘事件」が起こった。
当時のシチリア島はフランス国王の叔父であるシャルル・ダンジューの苛酷な支配下にあった。
1282年のこの日は復活祭の翌日の月曜日であり、晩祷の為に教会の前に市民が集まっていた。
そこへフランス兵の一団がやってきて、その土地の女性に手を出そうとしたため、その女性の夫はいきなりその兵士を刺した。その場に居合わせたほかの市民もフランス兵に襲いかかり兵士の一団を全員殺してしまった。
そのとき晩祷を告げる晩鐘が鳴ったことから、「シチリアの晩鐘事件」と呼ばれる。
この叛乱は全島に拡大し、フランス人は見つかり次第に殺され、その数は4000人以上に及んだ。
この叛乱の合言葉「Morte alla Francia Italia anela(全てのフランス人に死を、これはイタリアの叫び)」の各単語の頭文字を並べると「マフィア(mafia)」となり、これがマフィアの名前の由来であるという説がある。
シャルル・ダンジューのアンジュー王家はシチリアから追放され、代ってシチリアの支配者となったアラゴン王家との間に20年に及ぶ戦争が起った。
それでは続きをどうぞ!