憲法染色(けんぽうぞめいろ)
海松色(みるいろ)
おはようモーニング!
昨日から幼稚園の外壁塗装工事に着手しました。
春休み期間に、園児の通る場所は完成させなくてはならない為、足場は設置しておりません。
ほとんどの場所を、高所作業車、脚立、道板を使っての作業です。
天気予報をみると、雨の日が多くなっています。
効率よく作業を進めますが、雨の影響で完了できない場合は、土曜および日曜、祝日の作業となります。
晴れてくれるのを祈るばかりです!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、海松色です。
海松色(みるいろ)とは、海藻の海松(みる)の色を表した茶みを帯びた深い黄緑色のことです。
「海松」の名は万葉の頃より見られますが、服色名として定着するのは平安以後から。
重(かさ)ねの色目としては「表地・萌黄、裏地・縹」を配して海中の岩に生える海藻、海松の色を表現しています。
※海松とは浅海の岩石につく緑藻(りょくそう)の一種。
色は深緑色。
枝は二叉分岐して扇状に広がり、高さ40cmほどに成長します。
現代の日本ではあまり食べられませんが、古代には一般的な食用の海藻として親しまれていました。
そのため『万葉集』にも「見る」の掛詞(かけことば)として多数詠まれています。
海松は色名になった他に、枝の先が揃っており形状が面白いことから伝統的な文様としても使われ「海松模様(みるもよう)」と呼ばれています。
●3月28日今日は何の日?
・三ツ矢サイダーの日
「み(3)つ(2)や(8)サイダー」の語呂合わせにちなんで、同商品の製造・販売を行っているアサヒ飲料株式会社が3月28日に記念日を制定しております。
1884(明治17)年に「三ツ矢平野水(ひらのすい)」の商品名で発売され、その後炭酸飲料に改良された三ツ矢サイダーは大正天皇(たいしょうてんのう):第123代天皇、夏目漱石(なつめ そうせき):文豪、教育者、宮沢賢治(みやざわ けんじ):作家などをはじめとした多くの著名人からも愛されており、現在でも大人気ロングセラー商品として世界中で親しまれております。
ちなみに、「サイダーcider」という単語はアメリカなどでは一般的にりんご酒を指す言葉で、透明な炭酸飲料のことは総じてソーダSODAと呼ばれております。この認識の違いは日本で「三ツ矢サイダー」があまりにも人気だったからだと考えられており、三ツ矢サイダーが三ツ矢平野水から炭酸飲料に改良された際にサイダーフレーバーエッセンスを導入したことから三ツ矢印の平野シャンペンサイダーの名称で販売されておりました。
その後何度も改良が加えられ透明色に近づいていくと同時に商品名も改称されていき、どの時代でも広い世代から「三ツ矢印のサイダー」が全国区で圧倒的な人気を博したことから日本で「サイダー」という言葉は、ノンアルコールで子どもから大人まで楽しめる無色の甘みある炭酸飲料を指すようになったと考えられております。
それでは続きをどうぞ!