朽葉色(くちばいろ)
梅幸茶色(ばいこうちゃいろ)
おはようモーニング!
WBC侍ジャパン、見事に優勝しましたね!
それにしても大谷翔平君は凄いものを持っていますね。
チャンスになると必ず打席が回ってきて、そして結果を出す。
今回のWBCで、日本人としては1回、2回大会の松坂大輔さんに続いて二人目のMVPを受賞しました。
彼は、どこまで成長して、どこに行き着くのでしょうね!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、梅幸茶色(ばいこうちゃいろ)です。
梅幸茶(ばいこうちゃ)とは、茶みを含んだ淡い萌黄色(もえぎいろ)のことです。歌舞伎の大立者であった、初代 尾上菊五郎(おのえ きくごうろう)の好みの色に由来しており、菊五郎の俳名である“梅幸”から色名も「梅幸好みの茶 = 梅幸茶」となっています。
ちなみに俳名「梅幸」も後に「尾上梅幸」として歌舞伎の名跡のひとつとなりました。
当時は『浅葱色(あさぎいろ)』が全盛でしたがそれと全く異なる『萌黄色(もえぎいろ)』を打ち出したのは、個性を強調するためだったのでしょう。
梅幸茶は通人の贔屓客の間で喜ばれ、天保の頃まで流行したそうです。
尾上菊五郎は京都生まれで始めは女形として舞台に立ちましたが、後に江戸に下り立役に転じて人気を集めました。
ただ、その人気は彼の美貌よりも達者な芸にあったようです。
梅幸茶の渋みを含んだ色合にも芸風に通じる鮮やかさがあります。
『手鑑模様節用』では、『草柳』という色の別名とされており『茶色』と名がつくものの実際は黄緑系の色でした。
●3月24日今日は何の日
・平家滅亡の日
寿永4年(1185年)3月24日(1185年4月25日)、長門国赤間関壇ノ浦(現在の山口県下関市)で、源義経が率いる源氏軍が平家軍を破り、平家が滅亡しました。
幼い安徳天皇や、建礼門院や二位尼など平家の女官は入水自殺。平教盛、資盛、有盛、行盛も入水。
それでは続きをどうぞ!