宍色(ししいろ)
岩井茶色(いわいちゃいろ)
おはようモーニング!
侍ジャパンは、いよいよアメリカのマイアミへと辿り着きましたね!
準決勝の相手は、本日(3月18日)8:00から行なわれるメキシコ×プエルトリコの勝者となります。
メキシコ、プエルトリコどちらが勝ち進んできても、今までの対戦相手とは桁外れの強さという事です。
特に、プエルトリコには2013年第3回大会準決勝で1対3の敗戦。
大会3連覇を阻まれた試合となりました。
ますます目が離せなくなりましたね!
●日本の伝統色
今日の日本の伝統色は、岩井茶色(いわいちゃいろ)です。
岩井茶色(いわいちゃいろ)とは、やや茶みがかった黄緑色のことです。
江戸後期、文化文政の頃、町人社会に取材した生世話物(きぜわもの)を当たり役として大活躍した五世岩井半四郎が愛用したことによる流行色です。
「目千両」と呼ばれるほどの眼差しと、すこし下唇が出たおちょぼ口が魅力的で、しかも容姿抜群、愛嬌もたっぷりという三拍子揃った五代目は、すぐに江戸一の人気役者。
芸の方もしっかりしており、愛用した岩井茶は江戸の女性の間で大評判となりました。
さらに、彼が使用して流行したものには、半四郎鹿の子、岩井櫛、半四郎小紋、岩井香などがあります。
※五代目 岩井 半四郎(安永5年(1776年)-弘化4年4月6日(1847年5月20日))は化政期に女形として活躍した江戸の歌舞伎役者。
幼名は長松(ちょうまつ)。屋号は大和屋。俳名に梅我・杜若、通称に杜若半四郎・眼千両・大太夫などがある。
●七十二候
3月20日〜3月24日頃を七十二候では、雀始巣 (すずめはじめてすくう)と言います。
七十二候が春分の初候に変わり、雀が巣を作り始める頃となりました。
昼の時間が少しずつ伸びる春から夏にかけては、雀にとっての繁殖期で、早朝から夕方まで、枯草や毛をせっせと集めて巣作りを始めます。
「雀の巣」、そして春に生まれた雀のひな鳥「雀の子」は、春の季語。
ひなはくちばしが黄色いので、黄雀とも。田畑や人家のすぐそばに棲息する雀は、古くから日本人にとって最も身近な存在で、俳句や民話などに用いられることも多い野鳥です。
また雀は、他の鳥の大きさ等を比較する際の基準となるので「ものさし鳥」とも呼ばれます。
秋の収穫時には稲穂をついばむいたずら者として憎まれることもありますが、ふっくらとした姿かたちや鳴き声は、言いようもなく可愛いものです。
ちなみに、桜の花をついばんで、ぽとりぽとりと落とすことがありますが、これは花の蜜を食べるため。くちばしが太く短いスズメは、メジロやヒヨドリのように、花の中にくちばしを深く入れて蜜を吸えないことが理由だそうです。
●二十四節気
3月20日〜4月3日頃を二十四節気では、春分と言います。
二十四節気が、啓蟄から春分へと変わりました。
昼と夜の長さがほぼ同じになる頃で、この日を境に夏至までの間、徐々に日脚が伸びていきます。
ヨーロッパなどでは、春分をもって春の始まりとしているそう。
桜の開花情報が聞かれるのもこの頃からで、いよいよ本格的な春の到来です。太陽が真東から昇り真西に沈む春分の日は「彼岸の中日」と呼ばれ、この日を中心とした一週間は、お墓参りをする習慣があります。
これは、他の国にはない日本独自の行事です。
昔は極楽浄土は西の彼方にあると信じられていたため、太陽が真西に沈むこの時期は先祖と通じ合える日とされていました。
また、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日に定められています。
春分以降は「暑さも寒さも彼岸まで」という言葉があるように、寒気もようやく和らぎ、春らしく暖かな日が多くなります。
とはいえ、花冷えや寒の戻りがあるので油断は禁物。
4月4日頃から二十四節気は「晴明(せいめい)」へと変わり、万物が清らかに明るく感じられる春の盛りがやってきます。
●3月18日今日は何の日
それでは続きをどうぞ!