肥後国八代郡五家荘 菅原・左座家
御召御納戸色(おめしおなんどいろ)
おはようモーニング!
今日の日本の伝統色は御召御納戸色(おめしおなんどいろ)です。
御召御納戸色(おめしおなんどいろ)とは、灰がかった渋みのある青色のことで、本来は「御召縮緬(ちりめん)の御納戸」の意です。
御召は「着ること」の尊敬語で、11代将軍徳川家斉が高級縮緬を愛用したことからその類を「御召」と呼ぶようになりました。
また納戸は衣類や調度類を収めておく部屋のことで、暗い処の意味から付けられた江戸時代の代表的な色で緑みの暗い青色でもあります。
つまり、将軍様が御召になった縮緬(ちりめん)の御納戸色がこの色名の由来のようです。
ちなみに、御召を冠する染色には他に「御召茶」「御召鉄」があります。
2月6日今日は何の日?
それでは続きをどうぞ!