櫨染色(はじぞめいろ)
藤色(ふじいろ)
おはようモーニング!
今日の日本の伝統色は藤色(ふじいろ)です。
藤色(ふじいろ)とは、藤の花からきた色名で淡い青みのある紫色のことです。
古くから馴染み深い色であり、『若紫』とも呼ばれます。
平安時代から近代にかけて日本女性の服色として好まれ、その時々の流行色として現れました。
明治以降にも「大正藤」や「小町藤」などの変相色も生まれています。
襲の色目としては、「表・淡紫、裏・青」、「表・紫、裏・薄紫」など数種類が見られ、その多くは面の色が淡紫となっています。
12月7日〜12月11日ころを七十二候では、「閉塞成冬」(そらさむくふゆとなる)と言います。
七十二候が大雪の初候に変わり、天地の気が塞がれ、本格的な冬が訪れる頃となりました。
重く広がった灰色の雲が空をふさぎ、今にも雪が降り出しそうな空模様を「雪曇り」と言いますが、特にこの時季の日本海側の空は、この言葉がぴったりと当てはまります。
山はすっかり雪化粧をし、平地にも寒風が吹き、全国的に冬一色になる季節です。
大雪(たいせつ)とは?
二十四節気が小雪から大雪へと変わり、山だけでなく平野でも本格的に雪が降り出す頃となりました。
木々の葉もすっかり散り終え、いよいよ冬将軍の到来です。
日中は暖かいこともありますが、朝晩は冷え込みが厳しく、池や川には氷を見るようになります。
冬の寒さが日ごとに加わり、動物たちも冬ごもりを始め、鰤 (ぶり) や鰰 (はたはた) など冬の魚の漁も盛んになります。
また、新しい年の準備を始める「正月事始め」もこの時期からです。
12月8日今日は何の日
それでは続きをどうぞ!