藤鼠色(ふじねずみいろ)
おはようモーニング!
本日の日本の伝統色は紅消鼠色です。
紅消鼠色とは、鮮やかな紅色の上に黒色を塗り重ねたような、濃く暗い灰みがかった赤系色のことを言います。
色名の「消」「鼠」は色味のないことを表していまして、紅の匂いを弱くした鼠色の意味です。
同じような色に溝鼠色(どぶねずみいろ)と呼ばれる色がありますが、紅消鼠色は、わずかに赤みがあるのに対して、こちらは無彩色となります。
共に江戸時代中後期から見られる色名です。
雨の日や曇りの日は、なんとなく気が滅入ってしまうものです。
そんな時は、鼠色にしか見えない空を見上げ、今日の雲の色は、紅消鼠?溝鼠?桜鼠?藤鼠?葡萄鼠?と想像すると気が晴れるかもしれませんね!
鼠色の色名の多さは、「四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねず)」と言われるほどです。
実際は、鼠色は100種類以上あると言われています。
もうすぐ、クリスマスがやってきますね!
キリストは今から約2000年前、ユダヤのベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアのもとに生を受けました。
しかし、新約聖書ではキリストの生まれた日を特定はしていません。
12月25日はキリストが生まれた日ではなく、キリストが生まれた事を祝う日らしいです。
クリスマスといえば、くるみ割り人形とネズミの王様と言う物語が有名ですね。
主人公のマリーが、クリスマスプレゼント貰った少し不恰好な、くるみ割り人形を気に入り夢中で遊んでいましたが、年上のフリッツが大きな胡桃を無理に割ろうとして故障させてしまいます。
くるみ割り人形を気の毒に思ったマリーは、その夜、戸棚に飾ってある他の人形のベッドを借りてくるみ割りを休ませようとすると、地面から7つの首をもつネズミの王様が軍勢をともなって現われる。それに対してくるみ割り人形が動き出し、ほかの人形たちを率いてネズミの軍を相手に戦争を始めます。
くるみ割りがマリーのもとに現われ、もらった剣でネズミの王様に打ち勝ったことを告げる。そして助けてもらったお礼として、彼はマリーを美しい人形の国へ招待します。
時は過ぎ、感じのいい青年がマリーを訪ねてきます。
彼は、自分がマリーに救われたくるみ割り人形だと告げ、彼女のおかげで元の姿に戻れたのだと、彼はいまや人形の国の王様であり、マリーを王妃として迎えに来たのでした。
めでたしめでたし!
それでは、今日も張り切って行きましょう♪♫♬