紅藤色(べにふじいろ)
おはようモーニング
今日の日本の伝統色は紅鳶色です。
紅鳶色とは、紅色がかった濃い赤褐色です。
江戸時代中期ごろに流行しましたが、この時期にはこのほか鳶色をはじめ、「藍鳶」、「紺鳶」、「紫鳶」など鳶系統の色が流行しました。
ちなみに、鳶はワシタカ科の小型の猛禽類です。
四季の移ろいの中に、美しさを見出した日本の伝統色。
歴史と歩んできた繊細な色調、自然から生まれた色名。
それらを、楽しんでみてはいかがでしょうか!
今日10月19日からは、七十二候の一つ『蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)』です。
蟋蟀在戸とは、蟋蟀が戸口で鳴く頃。
キリギリスでなく、コオロギである説もあるそうです。
秋が深まるにつて、野山にいた虫たちも心なしか寂しくなり、人恋しくなる気持ちを表現しているのかもしれません。
それでは今日も張り切って行きましょう♪♫♬