生壁色(なまかべいろ)
今日の日本の伝統色は桑染色です。
桑染色とは、褐色を帯びた鈍い黄色のことです。
「衣服令」では黄より一つ上位の色として出てきますが、高貴な色ではありません。
江戸時代は桑染の色を桑茶と呼んでいました。
光が当たると渋みのある黄金色に輝き、美しい陰影が出ます。
桑とは、山地に自生し、落葉高木で温帯から亜熱帯にかけて広く分布しています。
養蚕用に奈良時代に中国から伝わり養蚕のために日本全土で栽培されるようになりました。
桑の葉には亜鉛やカルシウムなどのミネラルを多く含まれており、食物繊維が多いのも特徴です。
5月~6月にキイチゴに似た実を付け、熟すと黒紫色になり生でも食べることができます。
味は甘酸っぱく美味で、ジャムなどに加工して利用すること可能です。
今日は、日曜でお休みですね。
しかし、テナントビルの内部塗装工事がありますので本日は作業です。
テナントビルとか工場とかは、殆どの場合休日とか祭日にしか作業はできません!
今月は、現在行っているテナントビル塗装の他、RC造の5階建てアパート、マンションの立体駐車場や戸建て住宅数件の塗装工事を予定しています。