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日髙一美

外壁材・塗料の専門知識に特化した外壁塗装のプロ

日髙一美(ひだかかずみ) / 職人

有限会社ピーテックカンパニー

コラム

自分で上手に塗るためのポイント

2017年7月27日 公開 / 2017年7月30日更新

テーマ:塗装雑学

コラムカテゴリ:住宅・建物


日曜大工が趣味で休日を使って自分のペースで塗り替えてみたい、と思っている方へ。
しかし、材料の使い方がわからない、作業の仕方がわからないということが多いと思います。
そんな方に簡単なアドバイスをさせていただきます。

素材や用途に適した塗料を選ぶこと

塗料には使い道や目的によって、様々な種類があります。誤った使い方をすると、きれいに仕上がらなかったり、あとで下からサビが出たり、塗料が剥がれたりします。

塗料に適したうすめ液を使うこと

うすめ液は、塗料が濃すぎて塗りにくいときにうすめたり、ハケを洗うときや、うっかり付けた塗料を落とすために使います。
誤ったうすめ液を混ぜると、塗料が溶けなかったり、本来の性能が発揮できません。

塗装用具は用途に適した道具を選ぶこと

どれも同じに見えますが、ハケには塗料の種類によって、適した毛質があります。ローラーにも塗料や塗る場所に応じた毛の種類と長さがあるのです。良い道具を使えば、仕上がりもきれいになり、作業能率もグンとよくなります。

天気の良い日に塗装すること

雨の日や湿気の多い日に塗装すると、乾きにくかったり、表面が白く濁ったりすることがあります。
また、気温が低いときは乾きにくくなります。塗装はできるだけ天気の良い日を選び、冬は日中に塗るようにしましょう。

風通しを良くし、塗装すること

塗装するときは風通しの良い所で塗装してください。
閉めきっておくと、乾燥しにくくなり、臭いがこもったり気分が悪くなったりすることがあります。
室内の塗装の場合は、特に換気に注意しましょう。

下地の清掃は丁寧に

塗装の前には、よごれ・はがれた古い塗膜・サビ・油分・カビなどはきれいに落とし、良く乾燥させ、清潔な状態にしてください。
そのまま塗ると、剥がれたり、汚れがしみ出てきたりします。

マスキングテープを使うと綺麗に仕上る

きれいに塗装するコツはマスキングテープにあり。
見切りがしっかりしてプロ並のきれいな仕上がりになります。
塗料がついてはいけないところは、マスキングテープや新聞紙でおおいましょう。

塗料は十分に攪拌すること

容器の底に成分が沈澱している場合があります。
使用する前には棒などで容器の底までよくかきまぜて、色を均一にすることが大切です。
缶スプレーも、中のビー玉がカラカラ音がするまでよく振ってから使いましょう。

2~3回に分けて塗ること

塗料は一度に厚く塗ると表面だけが乾いて中が乾かない状態になります。
これはチヂミ・シワ・ヒビ割れ等のトラブルの原因になるので、くれぐれも一度に厚く塗らないようにしましょう。
そして十分に乾いてから塗り重ねていってください。

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