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細島小都乃プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

「パニック障害から心を守り、ご自身できるケア方法!!」

細島小都乃

細島小都乃

テーマ:パニック障害

今回は 目次2.から5.最後に

1."パニック障害"こころのメカニズム
・パニック障害はどうして起こる?
・代表的な症状
2.ご自身でできるケア
3.ご自身を守るために大切なのは”心”のケア
4.まとめ
・注意点
5.最後に


2.ご自身でできるケア

パニック障害の症状を軽減し、心を守るためには、自分自身で行えるセルフケアが役立ちます。

★深呼吸やリラクゼーションを取り入れる

•呼吸法を実践する:
o発作が起きそうなときや不安を感じたときに、深くゆっくりした呼吸をすることで体を落ち着かせます。
o例:「4-7-8呼吸法」
1.4秒間鼻から息を吸う
2.7秒間息を止める
3.8秒間かけて口からゆっくり吐く
•リラクゼーション法:
o筋弛緩法(筋肉を一度緊張させてから緩める方法)や瞑想を習慣にすると、不安感を軽減できます。

★規則正しい生活習慣を維持する

•十分な睡眠をとる:
o睡眠不足は不安を悪化させるため、良い睡眠環境を整え、十分な休息を確保しましょう。
•バランスの良い食事:
o血糖値の安定を保つために、栄養価の高い食事を心がけます。
oカフェインやアルコールは避けるのが望ましいです。
•適度な運動:
oウォーキング、ヨガ、軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

★ 思考や心の状態を整える

•マインドフルネス:
o「今、この瞬間」に意識を集中させる練習をします。深呼吸をしながら、五感に注意を向けると効果的です。
•ポジティブな自己対話:
o「これは一時的なもので、すぐに収まる」と自分に言い聞かせる習慣をつけましょう。
•日記をつける:
o自分の感情や発作のトリガーになった状況を記録することで、不安の原因を特定しやすくなります。

★トリガーを理解し、対処する

•トリガーの特定:
o発作を引き起こす原因(例:特定の場所、人、状況など)を理解します。
•避けるか対応を準備する:
o必要であればトリガーを避けるか、リラクゼーション法を準備しておきましょう。

★サポートを求める

•信頼できる人に相談する:
o不安や発作について家族や友人と話すことで、孤独感が和らぎます。
•専門家に相談する:
o臨床心理士やカウンセラーに相談することで、不安を緩和する具体的な方法を学べます。

★小さな成功体験を積む

•発作を避けるために行動を制限しすぎないように注意し、少しずつ自分の行動範囲を広げていきましょう。
•たとえ小さなステップでも、「できた」という感覚が自信につながります。

★自分を労わる時間を持つ

•趣味やリラックスできる活動に時間を割き、自分自身に「休息」を与えましょう。

3.ご自身を守るために大切なのは”心”のケア

自分を守るために心のケアを行うことはとても大切です。

★自分の感情を認める

•感情を抑え込まず、今自分が何を感じているかを認識することから始めましょう。
•感情日記をつけることで、自分の心の状態を可視化できます。

★休息をとる

•ストレスや疲れが溜まっているときは、しっかりと休むことが重要です。
•十分な睡眠をとり、リラックスできる時間を確保しましょう。

★健康的な生活習慣

•バランスの取れた食事と適度な運動を心がけると、心の健康にも良い影響があります。
•ヨガや瞑想など、心と体をリラックスさせる活動もおすすめです。

★他人に頼る勇気を持つ

•一人で抱え込まないようにしましょう。信頼できる友人や家族、または専門家に相談することで心が軽くなることがあります。
•必要に応じて、カウンセリングやセラピーを利用するのも良い選択です。

★自己肯定感を高める

•自分を責めるのではなく、自分の良いところや努力を認める習慣をつけましょう。
•「自分に優しくする」ために、日々少しでも自分を褒める言葉をかけてください。

★ デジタルデトックス

•スマートフォンやSNSの使用時間を減らすことで、心の負担を軽くできます。
•自然の中を散歩したり、趣味に没頭したりする時間を作りましょう。

★境界線を設定する

•自分の時間やエネルギーを守るために、必要なときに「ノー」と言えるようにしましょう。
•他人との適切な距離を保つことで、自分を消耗から守ることができます。

★ 小さな楽しみを見つける

•好きな音楽を聴く、好きな本を読む、美味しいものを食べるなど、自分にとって小さな幸せを大切にしてください。

★心を整理する時間を持つ

•瞑想や深呼吸などで、自分の心を落ち着かせる練習をしてみてください。
•日常的に「今ここ」に意識を向けることが、心のバランスを保つ助けになります。

★未来に希望を持つ

•長期的な目標や楽しみを設定して、日々のストレスの中でも前向きな気持ちを保つようにしましょう。
これらを無理なく、自分のペースで取り入れることが重要です。また、辛いときは一人で抱え込まず、信頼できる人やカウンセラーのサポートを求めることを忘れないでください。

4.まとめ

パニック障害は、多くの要因が絡み合うことで発症します。発作自体は身体に害を及ぼすものではありませんが、生活の質を低下させることがあるため、適切な治療とセルフケアが重要です。
発症の原因を完全に防ぐことは難しいですが、ストレス管理や規則正しい生活習慣を心がけることでリスクを軽減できる可能性があります。
注意点
パニック発作の症状は心臓発作や他の身体的疾患の症状と似ている場合があるため、初めて経験した場合や症状が強い場合は、必ず医師に相談して適切な診断を受けることが重要です。セルフケアは重要ですが、症状が強い場合や日常生活に支障が出る場合は、必ず専門家の診断や治療を受けてください。治療・カウンセリングとセルフケアを組み合わせることで、より効果的に症状を管理できるようになります。

5.最後に

パニック障害のケアは継続が大切です。焦らず、自分を労わりながら進んでいきましょう。また、無理をせずに必要なときには専門家、カウンセラーに助けを求めてください。それが心を守る大きな一歩となります。

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細島小都乃
専門家

細島小都乃(心理カウンセラー)

カウンセリング日向「こころのひなた」

心理カウンセラー、箱庭療法心理士として、ご相談に丁寧に対応します。1日に受ける相談は原則1件、質の高いカウンセリングの提供。ファシリテーター、チャイルドカウンセラーなど多様な専門知識を持っています。

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