昭和のアルバムには懐かしい写真がいっぱい!
5月25日・26日に開催された、「リレー・フォー・ライフジャパン 宮崎 2019」 今年も参加してきました。
がん月刊は11月ですが、毎年のように台風や雨で延期や中止があった宮崎開催。
そこで、今年は少し早めて5月開催となりました。
前週までが大雨だったのですが、当日は五月晴れの素晴らしい快晴となりました。
リレー・フォー・ライフとは
サバイバー(患者、がん経験者)、ケアギバー(患者家族、遺族、支援者)を讃え、地域社会全体でがんと向き合い、がん制圧を目指す年間を通じて取り組むチャリティ活動です。
リレー・フォー・ライフの活動として、がん啓発と募金を目的とし、チームの仲間がたすきをつなぎながら夜通し歩き続ける2日間のイベントを開催します。
始まりは、「助け合おう」という思いから
1985年、アメリカの外科医が、患者救済とがん征圧・予防を訴えるために始めました。
「がん患者は24時間、がんと闘っている」をメッセージにトラックを24時間走り続け、寄付を募りました。
共に歩き、語らうことで、生きる勇気と希望を生み出したいというこのイベントは、世界中で開催されています。日本国内では2006年9月に茨城県つくば市で第1歩を踏み出し、現在では世界30か国、2017年は全国47か所以上で開かれ、年々開催地、参加者が増え続けています。
手形のフラッグは、サバイバーさんたちの手形です。
杉浦貴之さんの手形もあり、1日目に参加されて歌っていただきました。
みやざき犬も、会場を盛り上げていましたね。
折鶴のフラッグは、宮崎らしい風景で出来上がっていました。
宮崎は、日が落ちるのが遅いので19時になってようやく明かりが浮かび上がってきました。
たくさんのルミナリエには、それぞれの想いが書き込まれていて、会場いっぱいに設置されていました。
昨年より少ないグループ参加でしたが、暑くても風があり過ごしやすかったので、いろいろなブースを見て回ることができました。
私たちは「がんと暮らしの学びカフェ canplus」と「生前整理@みやざき」のメンバーと共にブースを持ち、がんの相談窓口としました。
ただ話をするのはなかなか難しいので、大きな塗り絵を準備しました。
皆さんで、思い思いの色で塗っていただいたのですが、とても楽しんでいただけました。
大人になってからの塗り絵ってあまりしませんが、懐かしそうに色鉛筆やペンを走らせていました。
そこでは、気負わない本音が話せるようで、楽しそうにお話をされていきました。
無心になれるからいいですよね。と、黙々と色塗りをされていた方もいました。
どこからか聞いてきて、ここで塗り絵をしていますかと尋ねてきた方もいました。
いろいろな思いが繋がって、一つの作品が出来上がるのもいいものですね。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
2人に1人ががんになるといわれる時代に、情報はあるけれどいったいどこに何を相談に行ったらいいのかわからない方たちもいます。
このようなイベントに参加することで、患者会だったり、医療関係者だったりとたくさんの方に出会うことができます。
また、あら~と懐かしい方にも会うかもしれません。
1人で悩まずに、思い切って相談窓口に問い合わせてみてください。
お仲間ができた方々は、とても元気です。
毎月勉強会をしているグループもありました。
生きるための情報を受け取り、病気になる前よりも楽しく過ごしませんか?
私もサバイバーの一人です。
10年前に手術をし、やはり人生変わりました。
生きていかなければならないのなら、楽しくいこうと思って楽しんでます。
行きたいところに行き、やりたいことをして思い残すことのない人生にしたいなと思いながら、なかなか難しいところもありますが、まずは自分の心の赴くままに。