塾長の考え(親子関係)16

以前にもブログで書いたはずだが、
かつてこういうことがあった。
「中学生までは〇〇〇で」
「高校からは北斗塾で!」
※〇〇〇は有名塾。
そのお母さんの言い分はこうだ。
〇〇〇は小学生から中学生まで。
集団授業かもしれないけれど、
多くの(高校入試)合格実績が出ている。
だから、安心。
子どもの友人の多くも通っている。
だから、安心。
で、北斗塾はと言うと、
大学受験用の個別指導がいい。
高校生の適当な塾は少ない、
「高校生になったら北斗ね!」
「と息子(弟のほう)には、」
「きちんと言っています!」
今は、お兄ちゃんだけお願いします!
(当時、お兄ちゃんは高校生)
「はい、わかりました」
と、そのときは答えた。
その後も何回か同じようなことが、
起こったので、
「北斗塾はそういうイメージなのか」
そのたびにそう思った。
そして、
あれは2023年の2月か3月。
ついこの前、入塾したばかりの、
Sくん(現中2)が、
わずか2ヵ月で北斗塾をやめた。
実はSくんはダブル塾だった。
〇〇〇の塾に通いつつも、
北斗塾に通うというケース。
しかし、
「ダブル塾」の負担は大きい。
どちらを選ぶか。
その結果、〇〇〇に通うこと、
それを選択した。
Sくんのお母さんが、
「高校生になったらまた来ま~す」
と明るい表情で私に言って終了、となった。
そして2ヵ月前にSくんは北斗塾に、
再びやってきた。
身長が依然と比べて大幅に伸びており、
中学生のお兄ちゃんとなって帰ってきた。
Sくんのお母さんが言うことには、
「先生のブログ、毎日見てま~す」
とのことなので(笑)、
正直うれしかったが、
実際のところは毎日更新していない。
(最近はしている)
そういうわけで、
1年半予定を早めて、復塾となった。
そもそも優秀なSくんは、
直近の成績は学年でも10番だった。
「やっぱり、成績はいいですねぇ」
「それがそうでもないんですよ…」
「と、言いますと?」
「成績が上がらないんです」
「あ~、そういうことですか」
成績が上がらない。
そうはいっても学年10位。
立派な成績だし、
これをキープしたまま高校に入学。
その後、北斗塾に入塾。
まあ、
それでも良かったかもしれないが…。
だが、Sくんのお母さんが重視したのは、
「自立型」の指導だったようだ。
今以上にもっと前向きに勉強に…。
そうすれば、「壁」を超えて行くはず。
そういう思いが高まっての再入塾。
どうもそのような感じだった。
で、その後どうなったか?
それは次回のブログで。
(続く)



