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塾長の考え(塾での質問)③

一木康広

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テーマ:塾長の考え

東京大学
数学の質問を受けるとき。




「考え方」を教えることが重要だが、




小学生(これは算数だが)の場合、




考え方を教えることは、

ほぼ解答を教えることに近い。




問題と解答との「距離」が、

計算に終始することが多いからだ。




要するに、




小学算数とは、「計算」。




中学生の場合、




考え方を教えることは、

ほぼ公式を教えることに近い。




問題と解答との「距離」が、

公式と計算で終始することが多いからだ。




要するに、




中学数学とは、「公式」と「計算」。







だから、

義務教育の範疇なのである。




もしも小学生の時に、




「思考力」「判断力」




これらの能力を磨こうと思えば、

どうしたらいいか?







それは中学受験にチャレンジすることだ。




そのためには、




中学受験に精通した塾に行くことが有効。




このときの塾選びの基準は、




「合格実績」




これでいい。







そこの塾には必ずと言っていいほど、




算数の授業のエキスパートがいる。




※小学4年生から通塾するべきだが







次に、




中学生の時に、




「思考力」「判断力」




これらの能力を磨こうと思えば、

どうしたらいいか?







それは高校入試の問題を解くことだ。

※通常の自宅学習の場合




このとき、




「合格実績の多い塾に行けばいいのでは?」




という意見が出てくると思うが、




その場合には、




「習熟度別クラス分け」




としている大手塾ならば有効。




合格実績は県内トップクラスの高校か、

トップクラスの「学科」に、

相当数の合格者数を輩出しているところ。




ここならば相当の授業レベルをしている。

※ただし塾内の「上位クラス」の場合。




集団授業の塾だからいろいろと不便はあるが、




その上位クラスの授業を、

バイトの講師が受け持っていることはない。




その点が魅力であり、安心できる。







さて、




肝心の大学受験のレベルの話をする。




この場合は、これまでとは次元が違う。







小中学生の指導は、




あくまでも「義務教育」の範囲内。




強力な指導力のある塾に通っていれば、




強引に高校受験の合格を実現することは、




可能。







しかし、




高校の勉強の内容は、

レベル的には天井知らず。




何せ、その最高峰は、




東京大学や京都大学。




その入試問題が最上位に位置する。




「合格するには県内トップの高校に行けば…」







そんな単純な話では決してない。

(注)ここは宮崎県であり都会ではない。




高校での「現実(実態)」をよく知らない、

親御さんや塾関係者(小中レベル)は、




本当に多い。







(続く)

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一木康広
専門家

一木康広(塾講師)

株式会社北斗塾

生徒の学力と性格に応じて指導を変化させること。成績向上に必要な要素(①知識定着の確認②解法のための技術指導③やる気の発生・向上・継続のサポート④学習に最適な環境の整備)を提供し、学力向上へと導くこと。

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