塾長の考え(中間テスト)5
「会社の数が減っていく」
これから先の社会像。
私はそう見ている。
組織による生産性は、
規模としてはすごいが、
これからの時代は、
個人の生産性をより高めることの方が、
重要視される傾向になっていくだろう。
多数を個人が管理するというやり方も、
これまでの時代ではほぼ正解であった。
だが、
多様性という言葉が出だしたあたりで、
世の中の流れは「個人重視」に動いている。
どうやら、
個人としての能力が高い人は、
わざわざ組織に属していなくても、
容易に稼げる時代になってきているようだ。
インターネットの普及が当然の環境、
それが最大の要因である。
生きる力とは何か?
それは自立心があるかどうか。
そして確かな(稼げる)知識と技術を、
もっているかどうか。
そこに尽きる。
では(現在の)学校教育はどうか?
自立心を育てるような教育をしているか、
していないのか。
できているのか、できていないのか。
自立心があるかないかがスタート地点。
その上で実力があるかどうか。
それが生きる力となる。
①成績を上げるために指導する。
②受験に合格するために指導する。
この2点は塾に必須の考え方だが、
北斗塾はもう1つの価値を提供できる。
③自立心を養うために指導する。
これは他塾ではできていない指導。
できていない…、
というよりも、
「そんなこと考えていない」
と言うほうが的を射ている表現だろう。
どこの塾も予備校もほとんどが、
「自立心の養成」
には興味をもっていないし、
取り組んでいる様子もないようだ。
そんなことよりも、
いかに宣伝
(例:チラシの配布やイベントの実施)
などをして知名度を上げるか、
そういうことに熱心なようだ。
企業としてはそれが正解かもしれない。
北斗塾の指導形態は、
集団授業ではなく「自立型個別指導」。
依存型個別指導①(1vs1)
依存型個別指導②(1vs2)
ではなく「自立型個別指導」。
自習重視の塾、
パターン①「自習室開放(提供)型」
パターン②「毎日通える(自習)塾」
ではなく「自立型個別指導」の塾。
大量生産・大量消費の時代には、
企業は組織という枠をつくって、
人材管理を徹底することで成果を上げてきた。
相対的にそこで働く人から、
「自立心」を奪い人間力を低めてきた。
そのやり方では今後も、
リストラをする企業は後を絶たないだろう。
そのときでも、
「生きる力」を持っていれば大丈夫。
その力(自立心)を鍛えているのが、
北斗塾の指導。
(続く)